コラム

24.11.22

「デバッグはきつい・やめとけ」は本当か?理由を5つ解説!

ゲームデバッグと聞くと、「つらそう」「きつい」と思う人は多いのではないでしょうか。多くの場合、デバッグ業務は繰り返し作業のため、倉庫のピッキング業務などを想像し、つらいと感じると思います。
しかし、デバッグ業務はつらいと感じやすい部分もありますが、やりがいももちろん存在します。
この記事では、デバッグ業務がどのような点でつらいと思われているのか、「やめとけ」は本当なのか、デバッグ業務をする上でのやりがいをご紹介します。

ゲームデバッグとは

ゲームデバッグとは、ゲーム内のバグと呼ばれるプログラムの不具合を見つける作業です。
バグは、ゲームを実際に動かさなければ発見が難しいので、何度もゲームを動かしてバグを発見する必要があり、「繰り返し作業が多い」と思われているのはこの点が原因の場合が多いでしょう。

デバッガーの仕事内容

デバッガーの主な仕事は以下の4つです。

・テストプレイ

・バグの発見、報告
・バグの修正
・テストの要件定義


あらかじめ設定(要件定義)されたテスト項目に沿って、テスターやデバッガーがテストプレイを繰り返し、バグの発見を行います。

バグが発見された場合はレポートにまとめ、エンジニアやプランナーに報告します。バグの修正はエンジニアやプログラマーが行いますが、プロジェクトの規模やバグの内容によってはデバッガーが直接修正を行います。デバッガーの中でも、チームリーダーやQAエンジニアといったマネジメントを行うポジションの場合、テスト項目を設定する「要件定義」も担当します。

デバッガーとテスターの違い

デバッグ作業をする人には大きく分けてデバッガーテスターの2つの業務があります。

テスターとは、ゲームがしっかり動くかどうかテストし、不具合があった場合にはそれを正確に報告する人です。そのため、専門的なスキルが必要ないことがほとんどで、「ゲーム業界未経験でもOK」「アルバイト」などで募集されていることがあります。

デバッガーは、テスターが発見した不具合を修正する人です。そのため、テスターに比べるとプログラミングスキルのような専門的な知識が必要になります。
また、デバッガーの場合、スキルを身に着けた後はチームマネジメントを行ったり、テスト項目の作成まで行うこともあります。

しかし、企業によっては一括りに「デバッガー」「テスター」と呼んでいることもあるので、気になる求人を見つけた際は、予め仕事内容を確認するようにしましょう。

▼デバッガーとテスターの違いや詳しい仕事内容はこちらの記事でも詳しく解説しています!


デバッグ作業がきついと感じるポイントとは?

そんなデバッグ作業のどの点がきついと感じている人が多いのでしょうか。
ここでは具体的に5つの理由を挙げていきます。

1.同じ作業の繰り返しで飽きる

この点が、1番きついと感じる人が多いでしょう。同じゲームの同じ箇所をテスト項目に沿って何回も繰り返しプレイするので、飽きてしまうことがあるでしょう。また、同じ作業をひたすら繰り返すだけなので、繰り返し作業に向いていない人にとっては辛いでしょう。

さらに、デバッグはゲーム開発の中でも比較的1人で黙々と行う作業なので、人とコミュニケーションを取る機会は少ないです。人と何か作業をしたいと考えている人にとってはより孤独に感じる場合があります。

2.注意力・集中力が必要

デバッグ業務は、ゲーム内の不具合を発見し、どのような条件下でそのバグが起こったのか把握して記載しておかなければなりません。そのため、集中力・注意力が必要です。
しかし、注意力や集中力を長時間維持することは難しいです。加えて、長時間単純作業を繰り返すことによる疲労も溜まってくるので、辛いと感じる人も多いです。

3.モチベーションが維持が難しい

初めは「ゲームが好きだから、稼ぎながらゲームができて楽しい」と思いデバッグ作業を行っても、単純作業を続けている内に「この作業をいつまで続けるのだろうか」「自分は何か学びを得ているか」といった不安に駆られることもあります。
そのようなことを考えてしまうと、モチベーションの低下に繋がり仕事に対する意欲も失われてしまい、きついと感じてしまいます。

また、特定のゲームジャンルが好きという方も注意が必要です。デバッグを行う案件は自分で選べない場合も多いため、苦手なゲームジャンルの担当になってしまった場合、楽しみを見つけられずモチベーションを保てない方もいるようです。

4.勤務スタイルが不規則

新製品の発売が近づくとデバッグの仕事は忙しくなり、残業や休日勤務などが増え体調を崩してしまうこともあります。反対に、雇用形態にもよりますが、ゲーム開発中であれば仕事が少なくなり、休みが増えてしまいます。

こうした繁忙期と閑散期の勤務時間の差が精神的なつらさに繋がってしまうことがあります。
安定してデバッグ作業に従事したい場合は、求人に応募する前に短期での募集なのか・長期での募集なのかなど、就業できるタイミングについて確認するようにしましょう。

5.体の負担が大きい

最後が、体の負担が大きいことです。ゲームを長時間プレイするため、同じ姿勢で座りっぱなしになるため腰などの負担がかかります。なかには腱鞘炎などになってしまうケースもあるようです。
さらに、デバッグ中画面を見続けるため、目にも大きな負担がかかります。

デバッグ業務はやりがいもある

ゲームデバッグ業務はつらい仕事だと感じる人は多いかもしれないですが、デバッグ業務だからこそ得ることができるやりがいもあります。ここからはデバッグ業務のやりがいを6つご紹介します。

1.未発表の新作をプレイできる

デバッグの1番の魅力は、新作ゲームをいち早くプレイできることでしょう。
また、自身がデバッグとしてバグを発見・修正したゲームが正式にリリースされるときには、「自分のデバッグ作業のお陰でプレイヤーが安心・安全にゲームを楽しめている」という実感が得られるでしょう。

2.達成感を得られる

何回もテストを済ませたゲームは、バグの発見が難しくなります。そういった中で、誰も見つけることができなかったバグを見つけることができた際は、大きな達成感を得ることができます。

3.コツコツ着実に作業ができる

デバッグ作業は地道な繰り返し作業が多いのできついと感じますが、反対にコツコツとタスクを片づけていきたいという人にはとても向いている仕事です。
デバッグ作業は決められたテスト項目書の内容をひとつひとつ確認していくので、自分のやるべきことに集中して取り組むことができる人は強みを発揮できるでしょう。

4.チームで喜びを共有できる

デバッガーは比較的1人で黙々と作業することが多いですが、作業自体は1人で行っても、デバッグ自体は数人のチームで行われることがほとんどです。
そのため、チームでバグの改善方法を話し合ったりすることもあるため、無事ゲームが発売された際には、チーム内で喜びを共有することができ、仕事のやりがいにも繋がるでしょう。

5.好きなことを仕事にできる

ゲームが好きな方は、自分の好きなことを仕事にできるのでモチベーションが維持しやすく、嫌々仕事をするよりも楽しみながら仕事ができるため、自分の人生を豊かにするでしょう。
また、幅広いジャンルのゲームが好きな方は、案件を通してさまざまなジャンルに関わることができるため、よりやりがいを感じやすいでしょう。

6.ゲーム業界未経験の方でも挑戦しやすい

ゲームデバッグは、他のゲームクリエイターに比べてアルバイトでの求人も多いのが特徴で、もちろん、アルバイト以外にも契約・派遣・正社員などさまざまな雇用形態があります。
また、デバッガーやテスターは専門的なクリエイティブスキルは求められないため、ゲーム業界未経験の方でも挑戦できる求人が多くあるため、ゲーム業界への入口ともいえます。

さらに、デバッガーやテスターからエンジニアやプランナーにキャリアアップできるケースもあるので、将来的にエンジニアやプランナーを目指している方にもおすすめです。

▼デバッガーやテスターになる方法はこちらの記事で詳しく解説しています!

まとめ

デバッグ作業はきついと言われることがありますが、自分のモチベーションで楽しく仕事ができます。業務の中でやりがいを見つけることができれば、少しでもきついと感じることは減るはずです。

きつい経験を乗り越えた先に達成感や充実感があるので、ただつらいという先入観で判断することなく、デバッグ業務についてしっかり理解した上できついかきつくないか判断するようにしましょう。

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著者・監修情報

Confidence Creator 編集部

運営元:株式会社コンフィデンス・インターワークス

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