
履歴書での書類審査後は面接に臨むことになりますが、面接で聞かれたことにすぐに答えられず、後悔した経験がある方もいるのではないでしょうか?
特にゲーム業界の面接には、業界特有の質問も含まれる可能性があるため注意が必要です。
今回はゲーム業界の面接で聞かれやすい質問を「10個」紹介していきますので、面接を控えている方はぜひ最後までご覧ください!
ゲーム業界の面接で聞かれやすい質問10選
ゲーム会社の面接では、「業界の志望理由」「この会社である理由」など一般的な質問はもちろん、対策していないと少し返答に困ってしまうような業界特有の質問もあります。
今回は、面接で聞かれやすいゲーム業界特有の質問を10個まとめました。
本記事を参考に、自分なりの答えを用意して面接に臨みましょう!
①なぜゲーム業界を志望したのか
ゲームが好きだからという理由だけでは、志望理由が薄くなかなか採用されません。
なぜかというと、ゲーム業界において「ゲームが好き」というのは当たり前だからです。
そのため、ゲームが好きという気持ちが志望理由で1番強いという方は、
- 今後自分がゲームを通して実現していきたいこと
- ゲームを好きになったきっかけ
など過去の経験と絡めた志望動機をロジカルに説明できるようにしておきましょう。
また、ゲームの開発経験があったりその他実績を有している方は、開発をはじめたきっかけやそこからなぜゲーム業界を目指したのかを上手くアピールできると、採用の可能性を上げることができます。
▼各職種の志望動機の作り方はこちらの記事で詳しく解説しています!
②なぜこの会社なのか
ゲーム会社と一言で言っても、会社にはそれぞれのカラーがあります。
例えば、
- パブリッシャー/デベロッパー
- ハード開発がメイン/アプリゲーム開発がメイン
- コンシューマー向けが得意/スマホ向けが得意
- 大人向けでしっかり作り込まれたストーリーが得意/年代問わず楽しめるカジュアルなストーリーが得意
など、会社によってメインの事業や得意としているジャンル/プラットフォームも異なります。
そのため、その会社が強みとして持っているゲームやサービスをしっかりと研究しながら、自身の目指す職種ややりたいこととマッチしているかを整理し、志望動機を説明できるように準備しておきましょう。
▼パブリッシャーとデベロッパーの違いについてはこちらの記事で詳しく解説しています!
③どんなゲームが好きか
面接官は、応募者が好きなゲームから会社との相性をチェックするためにこの質問をしています。基本的にはその会社の強みが表れているゲームと、応募者の好きなジャンルがマッチしていることが望ましいです。
ただし、応募先の会社から発売されているゲームを安易に答えてしまうと、質問を深掘りされた際に答えられなくなってしまう恐れがありますので、事前にゲームの内容や開発された背景などを調べておく必要があります。
また、日常的にさまざまなジャンルを幅広くプレイしていたり、なにか特定のタイトルをやり込んだ経験がある、大会への出場実績などが歓迎されるケースもあるので、積極的に面接官に伝えましょう。
④その会社のゲームをプレイしたことがあるか
必ずしも志望する会社のゲームをプレイしていなければいけないという訳ではありませんが、ゲーム業界では頻出ともいえる質問です。
志望する会社のゲームをプレイすることで、サイトなどではわからないゲームの作り込みやクリエイターのこだわりが見えるでしょう。
また、特に企画力を求められるプランナー志望の方は、実際にプレイしてみた感想・気づいたこと・改善点など「自分なりの意見」を伝えることで、熱意や企画力をアピールできるでしょう。
この時、「ゲームのどこを見ればいいかわからない」という方はゲームの企画書の作り方を参考に、見るべきポイントを把握しましょう。
▼ゲームの企画書の書き方はこちらの記事で詳しく解説しています!
また、自分の熱意を会社に伝えるためにも、最低限その会社のゲームを2つ以上はプレイしておくことが望ましいです。
⑤採用されたらどの職種で働きたいか
ゲーム業界にはゲームプランナーやデザイナー、プログラマーなど数多くの職種が存在します。
自分の特技や経験から適切な職種を見極めながら、志望する職種や志望動機に関連性を持たせて説明できるように準備しておきましょう。
特に、異業界・異職種からの転職を検討している方は、これまでの業務で身に着けたことがゲーム開発でどう活かせるか、キャリア(職種)チェンジしたいと思ったきっかけなどを簡潔にまとめておくと良いです。
⑥得意な業務は何か
自分が希望する職種やポジションに就くためには、この質問にも的確に答えていかなければいけません。過去の実績や具体的な数値を用いて、論理的に説明していきましょう。
得意な業務を上手く説明できると、希望の職種に配属される可能性を上げることができるため、面接前にその職種の業務内容や求められるスキルを把握することがおすすめです。
また、向いている人の特徴や求められる人物像を知ることで、自身の人柄とその会社/ポジションと適正があることがアピールできるでしょう。
▼ゲーム業界に向いている人の特徴や求められる人材についてはこちらの記事で詳しく解説しています!
⑦どんなゲームを作りたいか
ここでは、どのようなゲームを作りたいかを論理的に説明していきます。
この質問に正解はありませんが、企業研究から得た会社の特徴や自身の経験を含めた説明をすることで、面接官に良い印象を与えることができます。
また、事前に自分の中で作りたいゲームの世界観や構想がある方は、ポートフォリオとして提出してもよいでしょう。
▼世界観設定のポイントやポートフォリオの作り方はこちらの記事で詳しく解説しています!
⑧もし嫌いなジャンルのゲーム開発を担当することになったらどうするか
このように、少し意地悪な質問をされる場合もあるかもしれません。
このような質問では、入社したいという意欲を見せることが大切なので、嫌いなゲームであっても会社のプロジェクトに貢献したいという旨を伝えましょう。
例として、苦手なことを克服したり辛いことを耐え抜いて学びを得た経験などの実体験や、「苦手なことでもとにかくチャレンジしてみる」といった性格の特徴を絡めてできるだけポジティブな言葉で説明できることが望ましいです。
難しい質問をぶつけられた際は一度冷静になり、丁寧に対応していきましょう。
⑨チームで何かやり遂げたことはあるか
ゲーム開発は、さまざまなポジションの人たちと協力して行われるチームプレーです。
いずれのポジションでも、コミュニケーションスキルや協調性が要求されるので、チームとしての成功/失敗体験・その時の自分の立ち位置・自分がやったことと結果などを話せるように準備しておきましょう。
特に、チームリーダーなどのマネジメント経験は歓迎される傾向にあるため、各職種のリードポジションを目指している方や、ディレクターやプロデューサーなど上流工程に携わりたい方で、マネジメント経験がある方は積極的にアピールしてみてください。
▼ゲームディレクター/プロデューサーについてはこちらの記事で詳しく解説しています!


⑩ゲーム業界の今後はどうなっていくと思うか
業界のトレンドや自分自身のキャリアプランを踏まえた上で、論理的に回答していきましょう。メタバースやNFT、ブロックチェーンなど、最先端の技術に関して説明をすることも1つの選択肢になります。
事前に企業研究や業界研究を行っておくことで、スムーズに答えることができるでしょう。
まとめ
ゲーム業界特有の、代表的な質問は以上になります。
一見すると何気ない質問のように思われた方もいるかもしれませんが、面接官は全ての質問であなたとの相性を細かくチェックしています。また、あなたの動作も一つ一つチェックしています。
それぞれのゲーム会社には、それぞれの強みやカラーがあり、得意とする分野や領域が異なるため、会社のカラーにあった対策を行い、自分らしさを表現できるように準備をしていきましょう。
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