ゲーム業界の面接では、業界特有の質問がいくつもあります。
今回は面接対策として、ゲーム業界の面接で聞かれやすい質問を10個ほど紹介していきます。
履歴書での書類審査後は面接に臨むことになりますが、面接で聞かれたことにすぐに答えられず、後悔した経験がある方もいるのではないでしょうか?
この記事ではゲーム会社の面接における厳選された質問を紹介していくので、面接前の確認としてぜひ目を通してみてください。
ゲーム業界の面接で聞かれやすい質問10選
面接では多くの質問を受けることになると思います。
今回は、ゲーム業界の面接で聞かれやすい質問を10個紹介します。
1. なぜゲーム業界を志望したのか
ゲームが好きだからという理由だけでは、なかなか採用されません。自分が思い描くキャリアや、過去の経験と絡めた志望動機をロジカルに説明できるようにしておきましょう。ゲームの開発経験がある方やその他の実績を有している方は、履歴書やポートフォリオを通して自身の実績をアピールできると採用される可能性を上げることができます。
2. なぜこの会社なのか
ゲーム会社と一言で言っても、会社にはそれぞれのカラーがあります。例えばスマートフォン向けのゲームに強みを持つ会社とコンシューマーゲームを手掛ける会社では、求める人物像に違いが生まれる場合もあります。その会社が強みとして持っているゲームやサービスをしっかりと研究して、志望動機を説明できるように準備しておきましょう。
3. 好きなゲームは何か
面接官は応募者が好きなゲームから会社との相性をチェックしています。そのため、好きなゲーム作品の名前や特徴を詳細に説明していく必要があります。好きなゲームに関する質問では、客観的分析力を測るために「好きなゲームを改善するとしたらどこか」という質問を受けることもあるので事前に準備しておきましょう。
好きなゲームを答える際は、基本的にはその会社が強みを持つゲームと、応募者の好きなジャンルがマッチしていることが望ましいです。ただし、その会社から発売されているゲームを安易に答えてしまうと、質問を深掘りされてしまい、答えられなくなってしまう場合があるので、事前にゲームの内容や開発された背景などを調べておく必要があります。
4. その会社のゲームをプレイしたことがあるか
必ずしも志望する会社のゲームをプレイしていなければいけないという訳ではありませんが、やはりその会社のゲームをプレイしていないと、企業研究や志望動機の説明の際に苦労します。自分の熱意を会社に伝えるためにも、最低限その会社のゲームを2つ以上はプレイしておくことが望ましいです。
5. 採用されたらどの職種で働きたいか
ゲーム業界にはゲームプランナーやデザイナー、プログラマーなど数多くの職種が存在します。自分の特技や経験から適切な職種を見極めると同時に、志望する職種やその志望動機を説明できるように準備しておきましょう。
志望動機を説明する際は、後述する「得意な業務は何か」という点を意識できると良いでしょう。
6. 得意な業務は何か
希望する職種やポジションに就くためには、この質問にも的確に答えていかなければなりません。得意な業務を説明する際は説得力を持たせることが大切であり、ポートフォリオなどを通して自身の実績やスキルを証明する必要があります。特に即戦力として期待される中途採用の場合は、キャリアやスキルの特徴を深く聞かれることがあります。
7. どんなゲームを作りたいか
ここでは企業研究から得た会社の情報や自身の経験を踏まえた上で、どのようなゲームを作りたいかを説明していきます。そのゲームを作る場合、自身のスキルがどのようなシーンで活かせるのかも説明できると良いでしょう。
8. もし嫌いなジャンルのゲーム開発を担当することになったらどうするか
このように、少し意地悪な質問をされることもあるかもしれません。このような質問では、入社したいという意欲を見せることが大切なので、嫌いなゲームであっても会社のプロジェクトに貢献したいという旨を伝えましょう。理由などは、自身の経験や特徴を絡めて説明できることが望ましいです。難しい質問をぶつけられた際は一度冷静になり、丁寧に対応していきましょう。面接官は、あなたの動作を一つ一つチェックしています。
9. チームで何かやり遂げたことはあるか
ゲーム開発は、さまざまなポジションの人たちと協力して行われるチームプレーです。いずれのポジションでも、コミュニケーションスキルや協調性が要求されるので、チームとしての成功・失敗体験や、その時の自分の立ち位置などを話せるように準備しておきましょう。
10. ゲーム業界の今後はどうなっていくと思うか
業界のトレンドや自分自身のキャリアプランを踏まえた上で、論理的に回答していきましょう。メタバースやNFT、ブロックチェーンなど、最先端の技術に関して説明することも一つの選択肢です。事前に企業研究や業界研究を行っていれば、スムーズに答えることができるでしょう。
まとめ
ゲーム業界特有の、代表的な質問は以上になります。一見すると何気ない質問のように思われた方もいるかもしれませんが、面接官は全ての質問であなたとの相性を細かくチェックしています。それぞれのゲーム会社には、異なる強みやカラーがあり、得意とする分野や領域も違います。会社のカラーや特徴にあった対策を行い、自分らしさを表現できるように準備を進めていきましょう。
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