WEBTOONの読者層は？ターゲットについて詳しく解説！

WEBTOONとは

WEBTOONは韓国発のデジタルコミック（ウェブコミック）のことを指します。

縦にスクロールしながら読める点が特徴であり、ほとんどのWEBTOON漫画はフルカラーで表現されています。スマートフォンで読むのに適した形になっている点も特徴であり、コロナ禍における巣ごもり需要の影響で「家から出ずにマンガを読める」「スマホに対応した縦読みがおもしろい」と国際的に人気が出ました。
ここ最近は日本でも大きな注目を集めており、多くの国内企業がWEBTOON業界に参入しています。

「WEBTOON」という名前は、NAVER社の登録商標ですが、本記事内では縦スクロール型漫画を指す言葉として、世界中で広く浸透しているWEBTOONという言葉で説明します。

WEBTOONの読者層

ここでは、WEBTOON作家向けにWEBTOONの読者層をご紹介します。
WEBTOONが人気の高い読者層を知ることで、より作品のテーマを絞ることができます。
まずは、ターゲットを知ることで、ヒット作品を生み出すことを目指しましょう。

コミックアプリ利用者のうち、WEBTOON閲覧者の割合は20代が最も高く、10代〜30代の閲覧経験者の割合は4割を超えています。
また、欧米でも国内のユーザーと同様、20代を中心とした若い世代に多く読まれています。

そして、このように読者が若い世代に偏っているのは、要因として、WEBTOONがコミックアプリの利用者にしか閲覧できないシステムであることが考えられます。

人気のWEBTOONテーマ

前章で述べたように、WEBTOONは10代や20代の若い世代からの人気が高いです。

そこで、ここでは若い年代に人気なWEBTOON作品のテーマを10代と20代、かつ男女別にご紹介します。ターゲットにしたい年代と性別にあわせて、人気作品の特徴を掴んでみてください。

男性に人気のテーマ

10代男性はコメディーが人気作品であり、恋愛から学園までテーマは多種多様です。
そして、20代男性はジャンルを問わずバトルアクションをテーマにした作品が人気となっています。

また、10代男性と20代男性に共通している人気作品の中にルッキズムをテーマにした「外見至上主義」があることから、WEBTOONの男性読者層には現実問題に即したテーマが求められていると考えられます。その中でも、特に反響を呼んでいるのは、日ごろ感じている違和感を取り上げた若者ならではのテーマです。

女性に人気のテーマ

10代女性は、学園をテーマにした恋愛作品が人気です。
そして、20代女性は逆境に立ち向かっていくことをテーマにした恋愛作品が人気となっています。

また、10代女性と20代女性に共通している人気作品の中に転生と復讐をテーマにしたものがあります。このことからWEBTOONの女性読者層には、転生のテーマが求められていると考えられます。

その中でも、転生に恋愛が絡んだテーマは、特に人気が高い傾向にあるようです。

男女共通して人気のテーマ

男女別に人気のテーマをご紹介しましたが、続いて男女に共通した人気テーマをご紹介します。

男女問わず、若い世代には「共感できる」テーマが人気を博しており、中でも現実問題を取り上げた作品がより世界観に入りこみやすく「共感しやすい作品」として求められています。

また、このテーマをおさえることで、若い世代のおおまかな傾向をつかむことが可能となるため、意識してWEBTOONを制作するのが良いでしょう。

まとめ

本記事では、WEBTOONの読者層について年齢、男女別に人気の高いテーマについて解説しました。

WEBTOONはウェブコミックの一つであることもあり、読者は若い年代に偏りが見られます。そこで、ヒット作品を生み出すには、若い年代に焦点を当ててみることがポイントです。狙っていきたいターゲット層を決めた後、ターゲットに沿って人気のテーマや作品をリサーチすることで、さらにヒット作に繋がりやすくなります。

ぜひ、本記事を参考にしてあなたのWEBTOON作品を描いてみませんか。

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