業界知識

25.03.28

VTuberに関連する仕事とは?仕事内容や求められるスキルを解説

VTuberは、「Virtual YouTuber(バーチャルユーチューバー)」の略で2Dや3Dのバーチャルキャラクター・アバターを通して出演する動画配信者のことを指します。

VTuberは華やかな職業ですが、さまざまな人が演者を支えることで成り立つ側面もあります。

本記事では、そんなVTuberを「裏から支える」7つの仕事に焦点を当て、仕事内容や求められるスキルについて解説します。

①マネージャー・営業

仕事内容

マネージャーは、VTuber事務所に所属するVTuberのスケジュール管理や、広告やコラボ、案件などの営業(売り込み)を含む、VTuberのマネジメントを行います。

また、マネジメントだけでなく、イメージ戦略の企画や現場への同行、演者への活動の方向性の提案など、業務内容は多岐にわたります。

求められるスキル、経験

マネージャー・営業には

・コミュニケーション能力
・タスク管理/マルチタスク
が求められます。

まず、マネージャーは演者の活動に対する悩みをヒアリングして解決策を探したり、現場では他スタッフや他の演者とも連携をとる必要があります。
また営業でも、営業先に担当している演者の魅力を提案しなければなりません。
そのため、他者と積極的かつ円滑にコミュニケーションをとれる力が必須です。

そして、マネージャー・営業にはタスク管理能力も必要です。
例えば、自身の業務に対するタスク管理はもちろん、担当している演者のタスクに対しても納期に遅れないようリマインドを行ったりします。
また、マネージャー・営業は、多くの場合1人で複数の演者を担当するため、マルチタスクができると良いでしょう。

向いている人の特徴

マネージャー・営業は演者を1番近くでサポートする仕事であるため、ホスピタリティのある人が向いています。

具体的には

・人を支える/サポートすることが好き
・相手に合わせたコミュニケーションがとれる
といった人です。
演者も1人1人性格や個性が異なるので、それを尊重し支えられる人が良いでしょう。

また、VTuberのマネージャー・営業職は、業界未経験の方でも比較的挑戦しやすいため、「未経験からでも、とにかくVTuberに関わる仕事がしたい」という方にはおすすめです。

②スタジオ系

スタジオ系の職種は、配信・収録に関わる仕事で、

・モーションキャプチャーエンジニア
・音声/映像/照明エンジニア
・サウンドクリエイター
などがあります。

▼サウンドクリエイターについてはこちらの記事で詳しく解説しています!

仕事内容

それぞれ細かい職種によって具体的な仕事内容は異なりますが、配信や収録、イベントなどの現場で仕事を行います。

具体的には、

・機材の準備や設営
・撮影/撮影ディレクション
・ライブイベントなどの照明や音響の調整
・歌の収録/準備
などを行います。

求められるスキル、経験

スタジオ職の場合、業界を問わずそれぞれの仕事の経験が求められるケースが多いです。

各職種で求められる具体的なスキルや経験としては以下のようなものがあります。
・モーションキャプチャーエンジニア
 モーションキャプチャーの使用経験

・音声/映像/照明エンジニア
 DAWソフト/音声/映像機材の知識やスキル、3DCGソフトのスキル

・サウンドクリエイター
 楽曲制作や歌唱データの編集経験
 音楽制作におけるワークフローの知識

これらは一例ですが、スタジオ職が使用する機材はテレビ放送やアーティストのライブなどでも使用される業務用の機材であったり、モーションキャプチャ―といった最新技術を使用することから、VTuberに関する仕事の中ではかなり専門的な知識と技術が必要になる職種といえます。

▼モーションキャプチャ―についてはこちらの記事で詳しく解説しています!

    向いている人の特徴

    スタジオ職には、協調性がある人と向上心のある人が向いています。

    VTuberの配信・収録は、多くのスタッフが関わっているため、各セクションと密にコミュニケーションをとり協調することでよりよいものが作れます。

    また、VTuber自体できてからまだ日が浅いものですが、最近ではリアル会場でのライブイベントなど、どんどん新しいことに挑戦していく業界です。
    そのため、新しいことに挑戦し続けたり、そのために必要な技術を積極的に学ぶなど、高い向上心が必要です。

    ③プランナー

    プランナーは、さまざまなことやものの企画と管理を行い、担当領域によって細分化されている場合が多く、
    ・コンテンツプランナー(グッズやWebサイトなど)
    ・イベントプランナー
    ・番組制作
    などがあります。

    仕事内容

    プランナーは各コンテンツの企画立案・制作進行・社内外との調整が主な仕事です。またその他にも、ファンクラブの運営や、企画や施策の準備となる市場調査、実施後のデータ分析などを行います。

    演者の個性や強みと、ファンに求められているものを把握し各種コンテンツを生み出していきます。

    求められるスキル、経験

    プランナーに求められるスキルや経験としては、
    ・なにかしらの企画立案/運営/制作進行
    ・IPを含むライセンスビジネスやコンテンツ企画の経験
    などがあります。

    VTuber事務所にとって、自社に所属する演者はIPとなるため、特にグッズ関連のプランナーではIPに関する知識や経験が求められやすくなります。

    ▼「IP」についてはこちらの記事で詳しく解説しています!

    向いている人の特徴

    プランナーは、
    ・VTuber/アニメ/ゲームなどのエンタメコンテンツに日常的に触れている
    ・ユーザー目線を持てる
    という人に向いています。

    エンタメコンテンツが好きで日常的に触れていることで、市場や世間の流行をキャッチすることは、新規企画の立案に役立ちます。

    また、どれだけ魅力的な企画が立案できても、ファンに響かなければ意味がないため、ファンのニーズを常に意識する必要があります。

    ④デザイナー

    デザイナーは、演者のアバター(モデル)の制作やグッズのデザインなどを行い、具体的には
    ・Live2Dモデラー
    ・3Dモデラー
    ・アートディレクター/イラストレーター
    ・グッズデザイナー
    などがあります。

    仕事内容

    デザイナーは、演者が活動するために必要なもののデザイン制作やディレクションを行います。

    具体的には
    ・Live2Dモデラー/3Dモデラー
     モデル(アバター)や背景のモデリング

    ・アートディレクター/イラストレーター
     イラストコンセプトの企画/制作/ディレクション

    ・グッズデザイナー
     グッズのデザイン、社内外の調整
    などがあります。

    ざっくりとしたデザイナーの仕事の内容は上記のようなものですが、企業によってはさらに細かく業務内容によって担当が分かれていたり、反対にモデラーとディレクターの兼任といった場合もあるため、気になる求人があった場合は具体的にどのようなことをするのかまで確認すると良いでしょう。

    ▼モデリングとは?という方はこちらの記事もご覧ください!

    求められるスキル、経験

    デザイナーには、
    ・デザインソフト/Live2D/3DCGソフトのスキル
    ・なにかしらのグッズ企画/デザインの経験
    などが求められます。

    また、デザイナーはポートフォリオを求められることが多いため、各種ソフトや過去に企画したグッズ案などは、事前にポートフォリオにまとめておくと良いでしょう。

    ▼各ソフトについてはこちらの記事で詳しく解説しています!



    ▼デザイナー向けポートフォリオの作り方はこちらもご覧ください!

    向いている人の特徴

    デザイナーには、
    ・チームで取り組むことが好きな人
    ・VTuberなどのエンタメが好きな人
    に向いています。

    デザイナーは個人で制作を進める部分もありますが、基本的にはプランナーや他のデザイナー、エンジニアなどさまざまな人と連携しながら制作を行います。
    そのため、コミュニケーションをとりながらチーム単位で取り組むことが好きな人に向いています。

    また、制作物の魅力を引き出したり新しい表現を身に着けるなど、エンタメコンテンツに興味関心があり、キャラクターやファンのニーズをつかめる人にも向いています。

    ⑥エンジニア

    エンジニアは、Webやスマホアプリの開発/改善などを行い、担当領域によって、サーバー/フロント/アプリ/ネットワークなど細分化されています。

    ▼エンジニアの種類についてはこちらの記事で詳しく解説しています!

    仕事内容

    エンジニアの仕事内容は、担当領域によって異なりますが、
    ・サーバーを含むインフラ環境の構築、運用
    ・アプリなどコンテンツの仕様策定、開発、アップデート
    などがあります。

    各種開発が主な仕事ですが、社内やファンからもらった課題や要望に対する解決案を検討・提案し、よりよいコンテンツ作りを行います。

    求められるスキル、経験

    エンジニアには、それぞれの領域の仕事内容に合わせた経験やプログラミング言語のスキルを求められることがほとんどです。

    各エンジニアに必要な具体的なスキルや経験を知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください!



    また、使用するプログラミング言語や開発環境は企業によって異なるので、気になる求人があった場合は、これらも合わせて確認しましょう。

    向いている人の特徴

    エンジニアには、
    ・課題の発見/解決が得意な人
    ・ユーザー目線が持てる人
    が向いています。

    ユーザーがどのような部分を改善してほしいと思っているのかを知ることで課題の発見ができ、それを基に改善案の提案や開発を行うことでユーザーファーストなコンテンツに繋がります。

    ⑧バックオフィス

    バックオフィスは、人事・経理・法務といった事務職で、会社全体を支える仕事で、企業によっては「コーポ―レート」という名称でも呼ばれます。

    仕事内容

    バックオフィスでは、演者やプランナーやデザイナーエンジニアなど従業員が働く環境を整えたり、各種申請や事務業務の処理を行います。

    ▼バックオフィス職の仕事内容はこちらの記事で詳しく解説しています!

    求められるスキル、経験

    バックオフィスでは、事務経験を求められることがほとんどですが、社会人経験があったりOfficeソフトの基本操作ができれば応募可能な求人も多くあります。

    ただし、経理や法務では、一部で簿記などの資格といった専門知識が必要な求人もあるため、応募する前に仕事内容や必要なスキルについては確認しましょう。

    向いている人の特徴

    バックオフィスにはホスピタリティがある人に向いています。

    バックオフィスというと、ルーティンワークをイメージする方も多いのではないでしょうか。確かに申請や事務業務の処理などルーティンワークもありますが、それらはすべて他従業員の仕事のサポートに繋がります。そのため、自主的にサポートをするために動けるホスピタリティが求められます。

    キャリアパスや将来性

    VTuberに関する仕事をするには

    VTuberに関する仕事の中でも、デザイナーやエンジニアといったクリエイティブ職は専門知識・技術が必要なだけでなく、実務経験が求められることも多いため、ゲームやアニメといった近しい業界から転職する方も多くいます。

    未経験から目指したい場合は、専門学校やオンライン講座などでツールの使い方を学んだり技術を習得するところから始めると良いでしょう。

    また、プランナーや事務職はクリエイティブスキルが不要な場合も多いので、これらの職種から挑戦してみても良いかもしれません。

    将来性

    VTuberは年々認知が拡大し、「VTuber業界」も次世代のエンタメとして拡大を続けています。

    また、VTuberの数や事務所も増加しており、VTuberを支えるさまざまな職種の需要も拡大してるため、将来性はあるといえるでしょう。

    まとめ

    本記事では、VTuberに関連する職種7つについて、具体的な仕事内容や求められるスキルなどについて解説しました。

    VTuber業界には、非常に多くの仕事がありますし、できて若い業界であることから経験が浅い方でもチャレンジできるケースも存在します。

    「VTuberが好きだけど、自分が演者になるのは恥ずかしい」「VTuberを支える仕事がしたい」という方はぜひ挑戦してみてください!!

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    著者・監修情報

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