用語解説

25.12.05

【徹底解説】PvP、PvE、PvPvE、GvG…ゲームの対戦形式の違いとは?

現在ゲームを遊ぶにあたって、楽しみ方はかなり多種多様になってきています。一人でじっくりストーリーや強敵に挑むのが好きか、友達と協力して強大な敵を倒すのが好きか、それとも世界中のライバルとスキルを競い合うのが好きか、プレイヤーの皆さんはそれぞれ自分にあった楽しみ方をしていると思います。

ほとんどのゲームでベースとなるのは「PvE(プレイヤー対環境)」「PvP(プレイヤー対プレイヤー)」という基本的な対戦構造です。しかし、現在ではPvPvEやGvG、非対称PvP、バトルロイヤルといった複合的なジャンルに多様化しており、それぞれの違いや代表作を正確に把握するのはなかなか難しいものです。

この記事では、ゲームを構成する基本的なバトル形式である、PvP、PvE、PvPvE、GvGの定義から特徴、さらには最新のトレンドである非対称PvPやバトルロイヤル形式までを徹底解説します。この記事を読めば、現在の多様化した対戦形式についてより理解できるはずです!

ゲームの対戦形式を区別することのメリット

対戦形式を明確に分けることの重要性とは

ゲームの対戦形式が明確に分けられるのは、プレイヤーがゲームに求める「体験の種類」が異なるからです。ゲームの対戦形式は、「競争」「物語への没入」「協力」といった、プレイヤーのモチベーションを明確に分類する指標となります。

この構造を理解することで、ゲーム開発側はターゲットに合ったゲーム設計を、プレイヤーは自分に合ったゲーム選びを効率的に行うことができます。

全ての基本となる「PvP」と「PvE」の概念

すべてのゲームの対戦形式は、このシンプルな二項対立を基本としています。

・P(Player):プレイヤー自身。ゲームを操作する人間側のこと。
・E(Environment):環境。ゲームシステムが提供する「敵」「障害物」「ルール」「物語」など、プレイヤーが対峙する対象のこと。

PvPは「Player対Player」、PvEは「Player対Environment」という対立構造を指し、その他の複合ジャンルもこの組み合わせをベースに派生しています。

PvP(Player vs Player):プレイヤー間の「真剣勝負」

PvPとは?定義と特徴

PvP(Player vs Player)は、プレイヤーが他のプレイヤーと直接的に対決し、勝敗を競い合う対戦形式です。プレイヤー自身の操作スキルと戦略、瞬間的な判断力と反射神経が求められます。対戦相手も人間であるため、対ゲームシステム・AIの場合にはない「作戦の読み合い」や「相手の意図の裏をかく」といった戦略的な駆け引きが醍醐味となります。

世界のどこかに存在するライバルと競い合うことに達成感や面白さを感じることができ、昨今のeスポーツの発展もこのPvPという対戦形式がベースになっています。

遊ぶゲームに対する知識や操作スキルによってプレイヤーのスキルもさまざまですが、オンライン対戦の場合は各プレイヤーにランクやレートといった区分分けがされていることが多いので、自分と同じレベル帯の相手との対戦を通してランクアップを目指せるのは達成感を感じられる大きな要因と言えます。

PvPの代表的なジャンル・代表作

格闘ゲーム

1対1でお互いの体力を削り合う、操作スキル・反射神経・読み合いが特徴のPvP。
代表作:『ストリートファイター』シリーズ、『鉄拳』シリーズ

FPS/TPS

銃器や戦略を駆使して相手(相手チーム)を排除する、チームベースまたは個人戦のPvP。
代表作:、『VALORANT』、『スプラトゥーン』

MOBA (Multiplayer Online Battle Arena)

プレイヤーが複数人でチームを組み、マップに配置されたレーン上で戦い、相手陣営のコア(拠点)破壊を目指すPvP。
代表作:『League of Legends (LoL)』、『Dota 2』

PvE(Player vs Environment):一人でも複数人でも楽しめる、楽しみ方の幅が広い形式

PvEとは?定義と特徴

PvE(Player vs Environment)は、プレイヤーがゲームシステムやAIが操作する敵、または環境的な障害や物語に立ち向かうという対戦形式です。プレイヤーは単独で遊ぶことも複数人で遊ぶことも可能ですが、複数人で遊ぶ場合のプレイヤー同士は協力関係にあり、共通の目標(ボス撃破、ミッション達成、アイテム収集)を達成するために力を合わせてゲームに取り組みます。

キャラクターの育成や物語への没入感、広大なマップの探索の面白さが特徴で、仲間と連携して強大な敵を倒した時の達成感や深い物語への没入体験、時間をかけてキャラクターを成長させたときのやりがいが大きな魅力と言えます。

PvEの代表的なゲームジャンルと代表作

 MMORPGのレイドバトルやハンティングゲーム

複数人でチームを組み、強力なボスやダンジョンを攻略するPvE。
代表作:『ファイナルファンタジーXIV (FF14)』、『World of Warcraft』、『モンスターハンター』シリーズ、『原神』

 ハクスラ/アクションRPG

敵を倒し、装備やアイテムを収集・強化しながらキャラクターを成長させるPvE。
代表作:『ディアブロ』、『Path of Exile』

複合型バトルと特殊な対戦形式:PvPvE、GvG、非対称PvP、バトルロイヤル

ここまではゲームの対戦形式のおおまかな2つの区分、「PvP」「PvE」について解説しました。基本的にはこの2つの対戦形式をベースにゲームの戦闘は成り立ちますが、現代のゲームではPvPとPvEの要素が複雑に絡み合い、新たな体験を生み出しています。
ここからは多様化したさまざまな対戦形式について解説していきます。

PvPvE:敵プレイヤーとゲーム環境が同時に脅威となる構造

PvPvE(Player vs Player vs Environment)は、プレイヤー同士が競争しつつ、同時にゲーム内のAI制御の敵や環境的な障害とも戦わなければならない形式です。プレイヤー同士で常に競い合っているという緊張感と、環境(敵AI)の存在によって戦闘が予期せぬ展開を見せるスリルが魅力です。

代表作:『Escape from Tarkov』(脱出系FPS)、『Rust』(オープンワールドサバイバル)

GvG(Guild vs Guild/Group vs Group):集団対集団の戦略性が活きる大規模戦闘

GvG(Guild vs Guild / Group vs Group)は、ギルドやクランといった複数人のプレイヤー集団が、マップ上の拠点や資源を巡って戦う形式です。プレイヤー個人のスキルだけでなく、集団の戦略、外交、資源管理といった要素が勝敗を分けます。何百人ものプレイヤーが関わる大規模な攻城戦などが代表的です。

代表作:『リネージュ』(攻城戦)、『黒い砂漠』(拠点戦)

非対称PvP:絶妙なチームバランスによる独自の魅力

非対称PvP(Asymmetrical PvP)は、プレイヤー間で能力や役割、勝利条件が意図的に異なっている対戦形式です。プレイヤーの人数や強さが味方側と敵側で均等ではないため、少人数側は連携とステルス、多人数側は圧倒的な力で対抗するなど、独自の戦略が生まれます。

代表作:『Dead by Daylight』(1人のキラー vs 4人のサバイバー)、『Evolve』(1体の巨大モンスター vs 4人のハンター)

バトルロイヤル:大勢のなかで生き残る、PvP(PvPvE)の人気形式

バトルロイヤル(BR)は、広大なマップに数十~百人規模のプレイヤーが存在し、最後の一人(または一チーム)になるまで生き残りを競う、特殊なPvP形式です。時間経過と共に安全地帯が狭まるという環境(E)的な要素が発生するものが多く、強制的にプレイヤー同士の戦闘(PvP)を発生させます。
物資集め(サバイバル要素)と戦闘技術の両方が生き残るための重要な要素であり、魅力です。

代表作:『フォートナイト』『APEX Legends』

まとめ:あなたが求めるゲーム体験は?さまざまな対戦形式から選ぼう!

PvP、PvEから始まり、PvPvE、GvG、非対称PvP、バトルロイヤルなどさまざまな進化を続けるゲームの対戦形式。あなたが同じプレイヤーとの純粋な競技性を求めるならPvP、個人で物語に没入する体験や仲間との連携・達成感を求めるならPvE、そして予測不能なスリルを求めるならPvPvEや非対称PvPが最適です。

この記事で学んだ知識を武器に、ぜひ自分の好みに合った、最高のゲーム体験を見つけ出してください!

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