こんにちは!
今回はUnityエンジニアの必須スキルについて説明していきます。UnityエンジニアはUnityというゲームエンジンを使用してゲーム開発を行う仕事であり、スマートフォンゲームの普及に伴って需要の高まりを見せています。この記事を読めば、Unityエンジニアに必要なスキルや資格を確認できます。
そもそもUnityとは?
Unityはユニティ・テクノロジーズ社が開発した、最先端のゲームエンジンです。
2Dや3Dを問わずゲーム開発ができる点が特徴であり、世界最大級のシェアを誇ります。対応しているプラットフォームも幅広く、WindowsやMacのようなハードウェアだけでなく、iOSやAndroidなどのOSにも対応しています。
Unityは世界中から注目を集めており、世界のスマホゲームの50%以上がUnityによって作成されていると言われています。
Unityの魅力とは
ここではUnityが持つ魅力を3つほど紹介していきます。これからUnityエンジニアを目指すという方は、Unityの魅力を確認しておきましょう。
- 初心者でも使いやすい
- 幅広いプラットフォームに対応している
- アセットストアが充実している
1. 初心者でも使いやすい
Unityの魅力は高度なプログラミング技術を必要としない点にあり、これによって大規模開発プロジェクトから個人クリエイターまで幅広い層からの支持を得ています。
Unityの誕生によって、誰でも気軽にゲームの開発ができるようになりました。
2. 幅広いプラットフォームに対応している
Unityはほぼ全てのプラットフォームに対応しています。Windowsのようなハードウェアや、iOSなどのOSに加えて、Nintendo SwitchやPS4にも対応しています。
数多くのヒット作がUnityによって生まれており、Unityで作成したゲームはほぼ全ての端末で利用できます。
3. アセットストアが充実している
アセットストアとは、Unityで使用できる素材や部品をユーザーが自由に公開・購入できるショップのことをいいます。これにより、自作が難しい3Dモデルやアニメーションを簡単にダウンロードできるようになり、スムーズなゲーム開発が可能になりました。
Unityエンジニアの必須スキル
ここでは、Unityエンジニアに求められる必須スキルを3つほど紹介していきます。
1. Unityを使用した経験
Unityエンジニアとして就職・転職する場合は、大前提としてUnityの使用歴が求められます。Unityを使用した実務経験があることが最も望ましいですが、最低限趣味の範囲でもゲームの制作経験が必要です。
これからUnityエンジニアを目指すという方は、Unityに触れるところから始めていきましょう。制作の技術や知識を身につけることで、Unityエンジニアとして活躍していくことが可能になります。
2. Unityに関連する周辺知識
Unityエンジニアとして活躍するためには、Unityやゲームに関する周辺知識が求められます。ゲーム市場は日々変化しているため、継続して知識をアップデートしていくことが大切です。最新の知識を活かして、先進的なゲームの開発に努めていきましょう。
3. UI/UXに関する知識
UI(ユーザーインターフェース)は、ユーザーとサービスの接点のことを指します。UIへの知識は「質の高い見た目」や「優れた操作性」につながるので、ゲームを開発する上では必須のスキルであると言えます。
UX(ユーザーエクスペリエンス)は、ユーザーがサービスを通して得られる経験のことであり、ゲームで言えばゲームの面白さのことを指します。
ゲームをヒットさせ、継続して利用してもらうためには、このUI/UXに関する知識が必須になります。
Unityエンジニアが持っていると望ましいスキル
Unityエンジニアとして活躍の幅を広げていくためには、以下のスキルを身につけておくことが望ましいです。
1. プログラミングスキル
基本的にUnityはプログラミングスキルが無くてもゲーム開発を進めていくことが可能ですが、機能の拡張や複雑なゲーム制作をする場合はプログラミングスキルが求められます。
Unityでは主にC#が使用されているため、Unityエンジニアとして活躍の幅を広げていきたい方はC#に関するスキルと知識を身につけておきましょう。
2. 3Dモデリングのスキル
3Dモデリングは、ゲーム業界だけでなく建築・建設・医療・自動車といった幅広い業界で使用されています。特にゲーム業界では軽量かつ違和感のないモデリングを造形することが求められており、Unityを使用することで魅力的なモデリングを実現できます。
Unityの技術は、医療業界での臓器や骨格の3Dモデリング・自動車業界でのデザイン設計などにも応用されているため、今後もさらなる用途の拡大が期待できそうです。
3. マネジメントスキル
ゲーム開発を行うためには、チームで協力して作業を進めていく必要があります。マネジメントスキルはチームの進捗状況や作業内容を確認するために必要な能力であり、作業の効率化を実現します。
スケジュール管理も含めて、マネジメントが上手な人はUnityエンジニアとしても活躍していける可能性が高いです。
Unityエンジニアにおすすめの資格
Unityに関するスキルや知識を証明するものとして「Unity認定試験」があります。Unity認定試験は、Unityを提供するUnity Technologiesが実施する試験です。難易度はユーザー・アソシエイト・プロフェッショナル・エキスパートの4つに分かれており、問題や対象者も難易度によって異なります。
プログラマー・VR開発者・アーティストなどそれぞれの職種に合った試験が用意されているのもUnity認定試験の特徴であり、自分のキャリアに合った試験を選択できます。Unity認定試験の取得はUnityに関する知識やプログラミングスキルのアピールにもつながるので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
Unityエンジニアの将来性
ゲーム業界は今後も成長が予想されているため、Unityエンジニアは将来性が高い職種だと言えます。Unityはスマホゲームのシェア率で50%を誇っているため、Unityエンジニアも今後仕事が無くなることはないでしょう。
Unityエンジニアはゲーム開発の中心を担う重要なポジションなので、今後も活躍が期待されます。
まとめ
Unityエンジニアになるためには「Unityを使用した経験」「UI/UXに関する知識」「Unityに関連する周辺知識」が必要です。これからUnityエンジニアを目指すという方は、まずはこれらの知識やスキルを身につけるためにUnityに触れてみることから始めてみましょう。
プログラミングや3Dモデリングに関する知識を取得することはUnityエンジニアとして選択肢を広げることにつながりますし、資格の取得も今後のあなたのキャリアを大きく支えることになります。
Unityエンジニアは将来性がある職種なので、興味がある方はUnityエンジニアとしての就職・転職を検討してみてください。
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