ゲーム業界の面接でアピールできる実務経験とは?職種ごとにご紹介します!【CIW面接】

ゲーム業界の面接でアピールできる実務経験とは?職種ごとにご紹介します!【CIW面接】

LEARNING 2024.10.11

こんにちは、QOGL+編集部のつくねです。

ようやく涼しい季節になってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

以前は職務経歴書や面接時の自己紹介について、当社の採用担当者が注目しているポイントをお伝えしましたが、今回はもう少し踏み込んで、面接時にアピールできる業務内容の具体例を職種別にご紹介させていただきます。

▼前回の記事はこちら

当社での面接を控えている皆さまの参考となりましたら幸いです!

コンフィデンス・インターワークスの採用面接について

まずはコンフィンデンス・インターワークスのクリエイター採用面接の流れや雰囲気について簡単にご説明します。

面接前に応募者の皆さまには履歴書や職務経歴書、ポートフォリオ(デザイン職・シナリオ関連職希望の場合のみ)をご提出いただきます。

そちらの内容を踏まえて、面接当日はおおまかに下記についてお伺いしております。

① 自己紹介
② これまでの職歴・経験について
③ 転職におけるご希望
④ 今後のビジョン
⑤ 好きなゲーム・エンタメコンテンツ

主に応募者の皆さまがこれまでどのようなご経験を積んでこられたのか、そのうえでどのようなご希望で転職活動を行っているのか等をヒアリングさせていただいております。

その後、皆さまの就業の仕方についてのご希望などお伺いし、最後に質疑応答のお時間を設けております。

緊張せず気楽にお話いただくため、カジュアルな雰囲気になるよう各メンバーが心がけております。
疑問に思った点や不安に思っていること等はお気軽にお話しください!

【職種別】アピールできる業務内容をご紹介!

転職において、これまでどのような経験を積んできたのか、そのスキルを活かしてどのような仕事をしたいのかは、重要なポイントだと思います。ここからは、当社の面接で是非お話していただきたい実務での具体的な内容をご紹介していきます。

 

開発・運営プランナー

ゲームプランナーは、具体的なゲーム内コンテンツの企画立案、仕様書作成、リリース後の収益分析など幅広い業務を担当するポジションです。

新規開発タイトルなのか、運営中のタイトルなのか、参画するタイミングによって業務内容は異なります。

▼ 主な業務内容

・企画書/仕様書作成
・マスターデータ設定
・レベルデザイン調整
・KPI設定/分析/次回の施策提案

ゲーム会社や現場によって業務の幅はそれぞれではありますが、ベースとなる企画立案だけでなく、マスターデータ設定やイベント毎の数値分析・改善施策立案までご経験がありましたら、是非面接内にてお話いただけますと幸いです。

また、プランナーには他セクションと連携して企画案を進行するコミュニケーション力が必要となりますので、デザイナーやプログラマーなど、他セクションと連携して業務を進めたエピソードもあれば合わせてお話いただければと思います。

プランナーについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください!

 

PM・進行管理

PM・進行管理はゲーム制作が円滑に進むようにスケジュールやタスクの管理を行うポジションです。

進行管理については、イラストに特化したものやシナリオに特化したものなど、各セクション専任で進行管理を行うポジションもあります。

▼ 主な業務内容

・スケジュール/タスク管理
・予算管理/工数管理
・社内/社外の関係各所との連携や調整

進行管理ポジションについては、スケジュールの進捗確認を行う他、予算管理や外注会社との窓口対応なども担当されているとより面接でアピールできるかと思います。

また、プロジェクトや外注先の規模が大きければ大きいほど、より多くのメンバー・タスクを管理していた点が評価されるかと思いますので、面接内ではどのくらいの規模感のチームを管理されていたのかもお伝え頂ければと思います。

 

2Dデザイナー・3Dデザイナー

デザイナーはプランナーが企画した内容に基づいて、キャラクターやその動き、背景・建物、アイテム、メニュー画面等ゲームにおけるさまざまなビジュアルを制作するポジションです。

2Dデザイナーは平面的な画像や素材のデザインを担当し、3Dデザイナーは2Dデザイナーがキャラクターや世界観を描き起こしたイラストを元に立体的にデザインを作り上げていきます。

▼ 主な業務内容

<2Dデザイナー>
・キャラクターデザイン
・キャラクターや背景のイラスト制作
・UIデザイン(メニュー画面・アイコン等)
・アニメーション・エフェクト制作
<3Dデザイナー>
・モデリング(キャラクター・背景等)
・モーション制作
・エフェクトデザイン

2D・3Dデザイナーともに、ゲームエンジンを使って実際に制作したデータをゲーム内に組み込んでいたり、他メンバーや外注先が制作したデータのクオリティチェック(赤入れ・修正指示等)を担当したり、デザインだけでなくより一歩踏み込んだご経験があればぜひ面接内でお話いただければと思います。

また、デザイン志望の方についてはポートフォリオの提出が必須となっているゲーム会社・現場がほとんどとなっておりますので、自身のポートフォリオのブラッシュアップも定期的に行うようにするのがおすすめです。

その他、イラストレーターの方については幅広いジャンルで絵柄寄せのご経験があればよりアピールできるでしょう。

デザイナーについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください!

 

プログラマー(クライアント・サーバー)

プログラマーはゲームプランナーが作成した仕様書に基づいて、プログラミング言語を使用し実際にゲームとして遊べるように開発を行うポジションです。

開発するゲーム(コンシューマ・スマホ)や担当箇所によって、使用するソフトウェア・言語・業務内容は多岐に渡ります。

▼ 主な業務内容

・ゲームプログラミング/新規機能実装
・システム設計
・テスト作業

同じプログラマー・エンジニアといっても、ゲーム内の目に見える部分を作っていたのか、ゲームを遊ぶ際に必要なサーバーまわりのプログラムを作っていたのかで業務内容も変わってくるため、使用していた言語やツールを詳しくお話いただければと思います。

また、プログラマーも他セクションとの連携が大事になってくるため、プランナーやデザイナーとの連携、仕様の確認のすり合わせ等のご経験がございましたらぜひ積極的にアピールしてください!

 

QA・デバッガー

QAやデバッガーは、ユーザーが安心安全にゲームをプレイできるか、楽しんでプレイできるかどうか最終チェックを行うポジションです。

基本的には、プランナーが企画しプログラマーが実装したゲームシステムを項目書・チェックリストに基づいてバグがないかを確認し報告することがメインの業務となります。

▼ 主な業務内容

・チェックリストに基づいたデバッグ/フリーデバッグ
・不具合レポート作成/報告
・チェックリスト作成/項目追加

快適にゲームをプレイできるかどうかユーザー目線を持ってデバッグ作業を行うことが大事であるため、よりゲームの品質を高めるために企画・開発チームへ改善提案を行ったご経験がありましたら面接でよりアピールできると思います!

また、リーダーポジションとしてテスト工数見積もりやテスト計画のスケジュール管理まで担当されていましたら、その当時のエピソードと合わせてお話いただけますと幸いです。

デバッガーについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください!

 

翻訳・ローカライズ

ゲーム翻訳・ローカライズ担当は、日本のゲームを海外でリリースする際や、海外のゲームを日本でリリースする際に、ゲーム内全ての言語を翻訳し、リリースする地域の文化や慣習に合わせて内容を変更するポジションです。

近年、ゲーム業界のグローバル展開が活発になっているため、ゲーム内テキスト以外にも、企画書・仕様書といった資料や会議議事録を翻訳したり、通訳業務が発生する場合もあります。

▼ 主な業務内容

・ゲーム内シナリオやキャラクターのセリフ等の翻訳
・ローカライズ
・LQA

翻訳・ローカライズにおいては、その国のユーザーに作品の面白さを伝えることができるか、快適にゲームをプレイしてもらえるかが重要になってきます。

そのため、翻訳ガイドラインの作成や翻訳用語を策定し、チームメンバーに共有して業務を進めた経験や他メンバーが翻訳した文章の監修業務の経験がある方は、よりそれぞれの文化の違いを理解し表現する能力に長けていることをアピールできるでしょう。

 

CS(カスタマーサポート)

カスタマーサポートはユーザーからのお問い合わせに対応するポジションです。

▼ 主な業務内容

・メール/電話によるお問い合わせ対応
・報告レポート作成
・企画/開発チームへのエスカレーション

カスタマーサポートは、お問い合わせに真摯に対応することが求められますが、ユーザーからの声を企画・開発チームに届けることでよりよいゲーム運営・開発に貢献することも重要な業務となります。

そのため、問い合わせ内容の分析であったり、それを踏まえてゲーム内容の改善提案をしたエピソードがありましたら、面接内でお話いただければと思います。

また、ユーザーへの対応品質の統一や、より迅速な回答のために問い合わせ対応のマニュアルを作成した経験もアピールできる要素となるでしょう。

 

全職種共通

ここまで職種別にそれぞれの主な業務内容や特にアピールできる経験についてご紹介してきましたが、どのような職種であっても組織を発展させるうえで重要な要素である「人材育成」や「チームマネジメント」等、メンバー管理・マネジメント経験がある方は面接内で十分アピールができます。

また、外注管理やメンバーへのディレクション業務等、社内・社外での連携や指示出しのご経験がある方も、よりレイヤーの高いポジションへの転職を考えている方にとっては是非アピールするべき経験ですので、参考にしていただければと思います。

さいごに

今回は、面接時にアピールできる業務内容の具体例を職種別にご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

当社の面接を受ける際に、事前の準備として少しでも参考になりましたら幸いです。

それでは面接にてお会いできることを楽しみにしておりますので、是非ご応募お待ちしております!


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