業界知識

25.01.06

【レベルデザイン】格段にゲームの面白さを上げるデザインとは?

ゲーム開発にあたってさまざまな役割が存在します。制作立案から、デザイナーやプログラマーなどさまざまな仕事がありますが、その中でもレベルデザインという仕事をご存じでしょうか。

今回はゲーム開発の中でも非常に重要な仕事であるレベルデザインについて紹介していきたいと思います。

レベルデザインとは

レベルデザインとは何を示すのかについて説明していきます。

レベルデザインとは、ゲームをプレイする環境など、ゲームの難易度に関わる要素をデザインすることです。
マップ上の地形や建物の配置といった環境的要素に加え、どの種類の敵キャラを、どこに何体配置するのか、アイテムや仕掛けの配置など、多岐にわたるデザインが必要となります。

また、そのステージをプレイするに当たり、ユーザーが手応えを感じてくれる環境を提供することが目的です。ゲームを長くユーザーに楽しんでもらえるかどうか、人気ゲームに仕上げることができるかどうかの一端を担っているともいえます。

つまり、レベルデザインは、ゲームを面白くさせる重要な要素の1つとも言えます。
良いレベルデザインにするためには、ゲームの難易度やバランスをよく考え、プレイヤーが進捗感や達成感を得られるような課題や挑戦を配置していくことが必要です。

混同しやすいゲームデザインとレベルデザイン

ゲームデザインとは、ゲーム世界観から大まかなシステム設計までを担当し、ゲームプランナーが行います。ゲームの登場キャラクターを設計したり、背景や図柄を設計したりします。

一方レベルデザインはゲームデザインとは異なり、ゲームのステージ構成に特化した仕事で、キャラクターの視点や立ち位置やギミックなどを設計し、プレイヤーが楽しめるような空間を作るという点で異なります。

ゲーム作りは、ゲームのキャラクターや背景などのゲームデザインを土台に、どのような視点・難易度でどのような敵やギミックが存在するのかというレベルデザインを融合させるというようなイメージです。

レベルデザイナーの仕事内容

レベルデザインをする人を「レベルデザイナー」と呼び、ゲームデザイナーの基本設定などを勘案して各ステージごとの設計を行います。

また、ゲームのルールや全体のバランス調整を行い、ステージの難易度の調整も行います。そのため、どのように設計すれば面白くなるのかということを考える演出力やキャラクターの登場や配置などを考える構成力が必要になります。

あまりにも難易度が低いと飽きられてしまい、反対にあまりにも難易度が高いとやる気をなくしてしまうという絶妙なあんばいが求められるので、ゲーム開発の中でも非常に重要な仕事の一つです。

加えて、プログラミング自体は行いませんが、プログラマーと意見交換をして円滑に制作していく必要があるため、コミュニケーション能力も必要になります。

最近ではゲーム内のストーリーや演出などが高度化しているため、レベルデザインの需要は高まってきていると考えられます。

ツールはどんなものを使うのか

レベルデザインは考えた設計をゲームデータに直接実装するため、UnityやUnreal Engineなどのゲームエンジンを用いて行います。

▼各ツールについてはこちらの記事で詳しく解説しています!




そのため、UnityやUnreal Engineを使いこなせる必要があります。UnityやUnreal Engineの公式HPではレベルデザインをするためのチュートリアルが掲載されているので詳しくは公式HPをご覧ください。

Unity公式 初めてのビデオゲームプロジェクトのレベルデザインのヒント
https://unity.com/ja/how-to/beginner/level-design-tips


Unreal Engine公式 レベルデザイナのクイックスタート
https://docs.unrealengine.com/5.0/ja/level-designer-quick-start-in-unreal-engine/

レベルデザイナーを目指すには

独学は不可能?

前提として、ゲームをたくさんプレイした経験が必須といえるでしょう。いかにゲームで感動した経験をしてきたかということが、センスを磨いていく土台となるからです。

レベルデザインという技術は実質的にはゲーム開発の現場で学んでいくしか方法はありません。センスを磨くことやアイデアを具現化するテクニックを学ぶのはゲーム開発会社で経験を積んでいくことが必要です。

それでも独学で勉強したいという方は参考書などが販売されていますので、本を参考にしながら勉強することや、レベルデザインに特化したスクールはほとんどありませんが、ゲーム業界専門のスクールや専門学校に通うことをおすすめします。

レベルデザイナーのポテンシャル

レベルデザイナーになった後はさまざまな道が開かれます。イベントの構成やステージ構成に携わった方はプランナーやディレクターへ進む可能性があり、ゲームの演出に近いビジュアルに関する仕事に携わった方はデザイナーへ進む選択肢が開けます。

また、ゲーム業界内でさまざまな職種に転職する際にもレベルデザイナーとしての技量が大きく関わってきます。将来、ゲーム業界で働き続けたいと考えている人にとってレベルデザインの経験を積むことは非常に有利に働くのではないでしょうか。

さらに、よりハイレベルなゲームデザイナーは海外での需要が高いため、海外のゲーム開発会社を目指すこともできます。

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レベルデザイン制作におけるコツ

レベルデザインにおいて、ゲームを面白くするために用意する「コツ=仕掛け」を3つお伝えします。

①ゲームの進め方を明記しない

ゲームの進め方についてすべて説明してしまうと、やらされている感が生まれ、自分でゲームをクリアする楽しさが半減してしまいます。そのため、何をすべきかまでは教えても、方法は教えないようにバランスを調整することが重要です。

②プレイヤーの視野を意識する

レベルデザイナーは、マップ全体を把握しているため、作成時にプレイヤーがどの情報を見ることができているのかを忘れてしまいがちです。デザイナー目線でゲームを作ってしまうと、プレイヤーが想定通りに動いてくれない場合があるため、プレイヤーは画面内の情報しか与えられていないということを忘れないようにしましょう。

③リプレイ価値を考える

ゲームのレベルを操作する理由の一つに、ユーザーがクリア済みのステージでもプレイしたくなるようにすることが挙げられます。
スコアや隠し要素、追加機能を加えることで、ステージをクリアすること以外にもプレイする価値を与えることができます。

まとめ

レベルデザインはゲームの面白さそのものを左右する重要な役割です。高度な仕事が求められる反面、習得すればゲーム業界でさまざまな仕事に携わることができ、活躍できる幅が大きく広がることでしょう。

自分がデザインしたゲームが面白いと感じてもらえるということは、売上という形で可視化されるので、仕事のやりがいにも繋がるはずです。

高度なスキルが求められますが、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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著者・監修情報

Confidence Creator 編集部

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