用語解説

24.10.10

FPS/TPSの違いとは?特徴や有名ゲームタイトルも紹介!

ゲームにはアクションゲームやシューティングゲームなどさまざまなジャンルがありますが、ゲーム性だけでなくプレイヤーの「視点」によっても区別されることがあります。
本記事ではプレイヤーの視点に注目し、今やシューティングゲームの代表的なジャンルである「FPS」と「TPS」の違いについて解説します!

FPSとTPSの違いとは

まずは、FPSとTPSという名称の由来と特徴について解説します。

FPS(First Person Shooter)は一人称

FPSはFirst Person Shooterの略で、一人称視点のゲームを指します。



画面に映るのは、操作するキャラクターの目線になるため、自身の体の一部や武器などの狭い範囲になります。したがって、実際に自分がゲームの中で動き回っているような臨場感や没入感を楽しめるのがFPSの特徴で、スリルを楽しみたい方におすすめです。

特に海外でFPSゲームの人気が高い傾向にありましたが、近年では日本でも流行しており大会なども行われています。

TPS(Third Person Shooter)は三人称

TPSはThird Person Shooterの略で、三人称視点のゲームを指します。



FPSが実際に動かすキャラクターの目線でプレイするのに対し、TPSは動かすキャラクターを上や後ろといった第三者視点(三人称)の目線でプレイします。
また、FPSに比べて視野が広く周囲の状況が把握しやすいのが特徴です。

さらに、『バイオハザード』のように三人称視点である事によって、物語(ストーリー)を俯瞰で楽しむこともできるため、シューティングを楽しみつつストーリーも楽しみたい方におすすめです。

視点の差が生み出す違い

FPSとTPSはどちらも「シューティングゲーム」ですが、ゲームにおける考え方や、立ち回り方が大きく違います。視点の違いがどのようにゲームを変えるのか、両者の違いについて見てみましょう。

FPSの場合、視野角というものがありその視野角の範囲外は画面には映りません。そのため、プレイヤーは戦況の全体像を掴むことが難しく、ある程度予測を立てながら行動する必要があり、その時の状況に応じて臨機応変に対応する瞬発力や反射神経が求められます。
一方TPSでは、プレイヤーはキャラクターの周囲を360度すべて確認することができます。そのため、周囲の状況を把握しやすくなりますが、その分戦術を重視したプレイが求められます。

どちらの視点を採用するかによって、核となる遊びの要素や、プレイヤーの体感も変わってくるのです。

FPS/TPSの魅力

FPS/TPSどちらにも共通している魅力を、3つご紹介します。

1. リアルな武器を使用し敵と戦う

FPS/TPSゲームで用いられる銃や剣といった武器はリアルな質感のものが多いため、現実では味わえないスリルを体感できます。
また、ゲームによって被弾しても回復可能なのか、ヘッドショットの場合は一発でゲームオーバーなのかは異なります。より緊張感や臨場感を味わいたい方は、こういった細かいゲーム性にも注目してみると良いでしょう。

2. チーム戦で競い合う

シューティングゲームには、チームを組んで戦うものが多くあるため、チーム内で戦術を練ったり、仲間と協力して戦闘を行ったりできます。
チーム戦のゲームであってももちろん1人で参加することも可能で、場合によってはVC(ボイスチャット)などを駆使して味方と意思疎通を図ることもあります。その時の味方の得意なプレイやキャラクターによって自身の立ち回りを変える必要があるのもチーム戦の魅力でしょう。

3. プレイヤーのスキルが勝敗に繋がる

ゲームに勝つためには、ゲームそのものの理解度や戦略、エイム、反射神経など多くの物が要求されます。そのため、プレイヤーのスキルがそのまま勝敗に直結することが多く、慣れない初心者のうちは少しつまらなく感じるかもしれません。しかし、プレイ経験を重ねていくことで徐々に身についていくため、それに応じて自分ができることも増え幅広い楽しみ方ができるようになるでしょう。
ランクシステムや大会を通して自分の実力を知ることもでき、やり込み要素が強いのも魅力です。

FPS/TPSの歴史

「FPS」と「TPS」は、シューティングゲームの中でも約30年にわたって進化を続けてきた大ジャンルです。ここでは、誕生から現在までの流れを簡単にたどってみましょう。

1990年代:ジャンルの誕生

FPSは1992年の『Wolfenstein 3D』、翌年の『DOOM』によってその原型が確立しました。3D視点の臨場感とスピード感が話題を呼び、のちのネット対戦やeスポーツ文化の礎となりました。
一方TPSでは『トゥームレイダー』や『バイオハザード』が登場し、人気を博しました。キャラクターを背後から操作する三人称視点の魅力が広まり、探索やアクションを重視したスタイルが定着していきます。

2000年代:オンラインとシリーズ化

2000年代に入ると、オンライン対戦とシリーズ展開が急速に進化します。
FPSでは『Counter-Strike』が登場し、競技としての遊び方が一般化しました。TPSでは、『マックス ペイン』や『Gears of War』が革新的なアクション演出で注目され、映画のような迫力を実現しました。

2010年代:eスポーツと表現の進化

この頃、FPS/TPSは大きく二つの方向に発展しました。
FPSでは『Battlefield』『Overwatch』などが競技シーンを盛り上げ、『Apex Legends』によって「バトルロイヤル型」が主流になります。
TPSでは『レッド・デッド・リデンプション』や『アンチャーテッド』シリーズなど、物語性を重視した作品が登場しました。また、日本では『スプラトゥーン』によってTPSが一般層にも広がりました。

2020年代~:多様化と文化の拡張

近年は、eスポーツ・配信文化・クロスプレイなど、遊び方そのものが広がっています。

FPSでは『VALORANT』や『Apex Legends』が定期的に世界大会を開催しており、競技タイトルとして定着しています。TPSでは『フォートナイト』が建築要素やライブイベントによって「シューティングゲーム」の枠を超えた存在になりました。また、『スプラトゥーン3』や『バイオハザード』リメイクなども人気を保っています。

今では、FPS/TPSは「遊ぶ」「観る」「競う」をつなぐ代表的なジャンルとして、世界中のゲーム文化をけん引しています。

FPS/TPSの有名タイトル

シューティングゲームは、日本国内では近年急速に人気の出たジャンルとも言えますが、基本プレイ無料のゲームも多いため、一度は名前を聞いたことのあるゲームもあるのではないでしょうか。

FPS

・『APEX LEGENDS』:エレクトロニック・アーツ
・『VALORANT』:ライアットゲームズ
・『PUBG』:テンセントゲームズ
・『レインボーシックス シージ』:Ubisoft
・『Over Watch』シリーズ: ブリザード・エンターテイメント

TPS

・『Fortnite』:Epic Games
・『スプラトゥーン』シリーズ:任天堂
・『Warframe』: デジタル・エクストリームス

 

有名タイトルの多くは、eスポーツとしても採用されており、国内外にプロリーグが存在します。
特に『Fortnite』は賞金規模が億を超える大会がいくつも開催されており、その人気と盛り上がりが見て取れます。

FPS/TPSに仕事として関わるには?

ここまで、FPS/TPSの違いや魅力をご紹介してきましたが、FPS/TPSゲームが好きな方の中にはeスポーツ関連職種に興味のある方や、FPS/TPSゲームの開発に携わりたいという方もいるのではないでしょうか。ここでは、それぞれで求められる経験や活かせる経験をご紹介します。

eスポーツ関連職種

eスポーツ関連職種は、プロゲーマーだけでなくチームマネージャーや広報などさまざまな仕事があります。プレイヤーのスキルが勝敗を左右するため、長くプレイしていたタイトルがあったり、大会の出場経験のある方はその知識や経験を活かせる場合もあります。
そのため、eスポーツ関連職種に携わりたい方は、深くFPS/TPSゲームをプレイしておくことがおすすめです。

▼eスポーツ関連職種についてはこちらの記事で詳しく解説しています!


▼eスポーツに関わる求人例はこちら!
プランナー/FPSゲーム・eスポーツイベント

FPS/TPSゲーム開発

FPS/TPSゲーム開発において必須の経験やスキルはありませんが、最新のゲームエンジンやマルチプラットフォーム(※)に対する知見や経験があると歓迎されやすい傾向にあります。
※PCやPlay Station、Switchなど複数のプラットフォームでプレイ可能なこと

最近のゲームはゲーム性はもちろんですが、プレイヤーはグラフィックの良さも求めており、開発においても最新のゲームエンジンが使用されています。そのため、エンジニアだけでなくデザイナーの方でも、Unreal Engine5などの最新エンジンの知見や実務経験がある場合は他との差別化に繋がるでしょう。

また、上述のようにグラフィックの向上とともに一部ゲーム機では表現が難しく、PCのみのリリースとしているタイトルもありますが、プレイ人口拡大のためにPCだけからコンシューマーやモバイルも含めたマルチプラットフォームに移行しているタイトルも増えています。そのため、プログラマーやエンジニアの方は、ジャンル問わずマルチプラットフォームに対応するタイトルの開発経験が求められることも多くあります。

まとめ

本記事では、FPS/TPSについてご紹介してきました。FPSは一人称視点、TPSは三人称視点という違いがありますが、ゲーム性などでは共通点もあります。また、eスポーツとして栄えているタイトルも多く、プレイスキルの実力を確かめたい方にもおすすめです。
本記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひFPS/TPSをプレイしてお気に入りのタイトルを見つけてみてください!

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著者・監修情報

Confidence Creator 編集部

運営元:株式会社コンフィデンス・インターワークス

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