こんにちは、QOGL+編集部のれさぱんです。
今回は男性で育児休業を取得した当社の社員へのインタビュー第二弾となります!
第一弾に引き続き、育児休業取得に至った背景や実際に取得してみてどうだったか?というところを伺ったので皆さまへお伝えさせていただきます。
▼第一弾のインタビュー記事はこちら!
この記事の目次
育児休業を取得した男性社員へのインタビュー
今回お話を伺ったのは、プランナーとして当社で活躍されているM.Oさん。
育児休業を取得したきっかけ
ー 育児休業を取得しようと思ったきっかけを教えてください。
M.Oさん:自然に取ろうと思っていたので、とくにきっかけというのはありませんでした。今の配属先の社員さんで育休を取得されている方がいたので、その中で私も取らせていただこうという考えでいました。
ー 社会全体で見ても男性の育児休業の取得率というのは実際にまだまだ低いですが、取得にあたって気になったりしましたか?
M.Oさん:いえ、全くそれがないんです。(気にしなくて良い環境に居られたことが)すごくいいことだなとは思っていますね。
ー 事前にどなたかにご相談したりしたんでしょうか。
M.Oさん:当時のコンフィデンス・インターワークスのサポート担当に真っ先に相談しました。取得するタイミングが部署異動と重なってしまったのもあって、相談しながら決めていきました。
ー どれくらいの期間、育児休業を取得されましたか?
M.Oさん:2ヶ月と少し取得しました。
ー 取得期間の基準はあったのでしょうか。
M.Oさん:一般的な期間というのはだいぶ参考にしました。
だいたい2ヶ月は必ず取っているという話を聞いたので、自分たちも一旦2ヶ月くらい取ることにしました。最近だと産後に分割して育休を取れる産後パパ育休という制度がありますが、様子を見ながらどうしていくかはその時考えようかという話を妻としていました。
あとは当時のサポート担当に他の社員さんはどれくらいの期間で育休を取られているかを伺ったりしながら決めていきました。
産後パパ育休という選択肢
ー 産後パパ育休の制度利用を検討していたというお話がありましたが、利用しようと思ったきっかけは何かあったのでしょうか?
M.Oさん:ネットで調べていた時に知ったのがきっかけです。
新生児が安定した後、片方が仕事に復帰してもう片方が子供のことをワンマンで見て…という形だと大変なので、交代して育休を取れたらいいよというのが一般例として出てきたので検討に入りました。
ー 選択肢が1つじゃないことで不安も少し軽減されますね。
M.Oさん:そうですね。ですが、結果として妻と話し合って今回は必要ないという話になりました。
※QOGL+編集部より:産後パパ育休制度についてはのちほど詳しくご紹介いたします!
育休取得に向けて準備したこと
ー 育児休業を取得するにあたって不安に感じたことがあれば教えてください。
M.Oさん:お休みをいただくタイミングでスムーズに仕事を片付けられているかという不安がありました。
周りの出産経験者に聞くと、出産予定日から遅くなったり早くなったりする可能性はあるということを聞いたので、予定している期間でちゃんと生まれるかなというのが不安でした。
ー 業務の調整などの準備はどれくらい前くらいから進めていったのでしょうか。
M.Oさん:だいたい半年前くらいだったと思います。
初めはサポート担当との面談があるタイミングで育休を取りたいというお話を伝えて、そこから「育休に入りますよ」と配属先の方にも周知しながら業務の調整なども進めていきました。
実際に育児休業を取得してみて
ー 実際に育休を取得してみていかがでしたか?
M.Oさん:良かったことは子供が生まれたときから密接に関われたっていうところがひとつと、私自身も子供のお世話をしていく中で1人でも対応できるという自信がつきました。
育休中は昼夜で妻と分担して2交代制で完全に入れ替わりながら面倒を見ていたので、今は職場に復帰していますが休みの日は同じように交代して面倒を見られるので、育休をとって良かったなと思います。
ー 昼夜でお互い完全に任せていたんですね。
M.Oさん:そうです。特に手続き面でいうと産後は男性が動けたほうが良いと感じました。
妻が産後で大変な中、病院などのいろいろな手続きのために書類を準備したりと大変だったので自分が動けたのがよかったです。
ー その後復帰してからはいかがでしたか?
M.Oさん:2ヶ月くらいで仕事復帰させていただいたのですが、仕事の状況もすぐに把握することができたので仕事復帰はかなりスムーズでしたね。
もうちょっと長期でとっていたら仕事の感覚やプロジェクトの状況なども変わってしまい、把握が難しくなってたかもしれないので、2ヶ月くらいだったことが自分にはちょうど良かったかもしれません。
ー 周りからの反応などはありましたか?
M.Oさん:おめでとうと声をかけていただいたりしました。もともと持っていた業務へ「はい、よろしくね」という感じでスッと入っていくことができたので、待っていただいたのはとてもありがたいですね。
読者の皆さまへ
ー では最後に、これから男性で育児休業を取得しようと思っている方に向けてコメントがあったらお聞かせいただければと思います。
M.Oさん:たくさんあるのですが、ぜひ育児休業は取ったほうが良いというのが一つですかね。
育休を取られる方は増えてきていると思うのですが、もっと育児に積極的に関わってあげてくださいねというのは思います。
育児休業を取ったり里帰り出産をしたりなどさまざまな選択があると思うので、周りや夫婦間で相談しながら温かい夫婦・家庭であるためにも慎重に選択していってほしいです。
それに、子供が本当にかわいいです。
子供は日に日に変わっていくので、仕事に復帰したとしても週末など時間があるときは見逃さないように身近で見守ってあげた方がいいと思いますし、楽しいと思います。
ー ありがとうございました!
2022年施行の産後パパ育休制度とは?
最後に、今回インタビューを行ったM.Oさんが検討していた産後パパ育休の制度についてご紹介させていただければと思います。
「産後パパ育休(出生時育児休業)」は男性が子どもの出生日から8週間までに最大で4週間の育休を2回に分割して取得することができる制度で、2022年10月より施行されました。
子どもが1歳になるまで取得できる「育児休業」とは別に休業することができるため、今まで以上に柔軟に育児休業を取得することが可能になりました。
以前は子供が生まれてから1歳に達するまでの間、分割することができるのは1度でした。
しかし今回の制度を活用すれば子供が1歳になるまでに最大で4回分割して取得することができます。
出産予定日はあくまで予定なので実際の出産日と前後する可能性があったり、産後の女性の体調や子供の健康状態も人それぞれです。
そこで産後パパ育休を活用することによって、状況に合わせて育児休業を取得することができるため、夫婦交代で育休を取得したりそれぞれの家庭の事情やお仕事も調整することができるようになりました。
こちらの制度を知っていただき、さまざまな選択肢の中からご家庭やお仕事に適した選択をしていただければ幸いです。
おわりに
今回は育児休業を取得した男性社員へお話を伺いましたがいかがでしたでしょうか。
子供の成長を見守りつつ、仕事と子育てとストレスをためないように趣味の時間も取りながら夫婦で協力しているとお話してくださいました。
制度のことやさまざまなライフスタイルを知ってもらうことで、この記事を読んでくださっている皆さまの選択肢が広がれば良いなと感じています。
▼前回(第一弾)のインタビュー記事でも当社社員の育休事情や制度についてご紹介しているので、あわせてご覧ください!
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