コロナ禍を経て、ゲーム業界での働き方

コロナ禍を経て、ゲーム業界での働き方

COLUMN 2024.6.7

こんにちは、QOGL+編集部のレオです。

新型コロナウイルスの流行から約3年半、感染法上でインフルエンザと同等の第5類に分類されてから約1年が経過しました。

今回の記事では、コロナ禍を経て働き方もさまざまになりましたが、直近のゲーム業界の働き方の動向について紹介させていただきます。

ゲーム会社の働き方の変化

2020年、新型コロナウイルスの流行により、多くの会社が感染拡大防止・感染予防のためリモートワークを導入し、働き方は大きく変化しました。

当社の取引先企業を含むゲーム業界でも、ほとんどのクリエイターが在宅勤務となりました。

その後、現在では規制緩和がされ状況がかなり落ち着いてきたことを踏まえ、働き方にも徐々に変化が出てきております。

コロナ禍を経て

一時期はフルリモートの会社が多かったゲーム業界ですが、現在では出社に戻す会社も多くなっております。大手ゲーム会社を含む多数の会社が、年度の切り替わりを機に2024年4月より一斉にフル出社や出社推奨に出勤体系の変更を行っている印象です。

出社で働くメリット

なぜ出社に変更する会社が増えたのか?それは出社とリモートワークを比較した際に、出社するメリットのほうが多いという判断に至ったからではないでしょうか。メリットは複数あげることができます。

・コミュニケーションの活性化
・チームワークの向上
・ナレッジの共有

● コミュニケーションの活性化
出社に変更した会社のなかでは、やはり「コミュニケーション活性化のため」という変更理由が一番多いです。

働く側にとって、リモートワークのメリットは数多くあると思いますが、勤務中のコミュニケーションに関してはどうしても出社しての働き方よりも劣る点があります。

ゲーム会社は、多数のセクションが関わり合って1つのゲームを開発・運営しているので、コミュニケーションの質は非常に大切です。

オンラインミーティングやチャットツールでもコミュニケーションは取れますが、実際に直接顔を会わせて会話することで、相手の表情や人柄などを汲み取ることができます。また、細かいニュアンスも伝えやすく、スピード感も違います。

● チームワークの向上

同じ空間で仕事をすることで業務外の会話もでき、人間関係の構築およびチームワークの向上に役立ちます。

些細な事でも質問・共有ができるので、チームとしてのスキルレベルの向上や問題解決の速度UPにも繋がりますよね。実際に、プロジェクトに配属直後は出社でレクチャーを行う会社がほとんどです。

● ナレッジの共有

ゲームトレンドの移り変わりも激しい中で、より面白いゲームを作るためには雑談も大切とされています。日頃からコミュニケーションをとり、最近やっているゲームやハマっているコンテンツの話などをすることで生まれるアイデアもあるでしょう。

出社してさまざまな方と一緒に働くことで、周囲のスキルや話から刺激を受けモチベーション高く働くことができるという意見も耳にします。

そのような背景から各社出社を推奨するようになっております。

その他には、「出社したほうが就業環境が整っているため集中しやすく、仕事とプライベートのメリハリが付けられる」という声や、「運動不足を解消でき睡眠や生活リズムが整いやすい」という声もあがっています。

リモートワークのメリット

リモートワークの一番のメリットは時間と体力の消耗を軽減できることでしょう。

多くの方が一度は在宅勤務の経験があると思いますが、「通勤時間/移動時間の減少」は体力的にも時間効率的にも働く側にとって非常にメリットです。

また、感染状況は落ち着いたとはいえ、通勤時間が感染リスクに繋がることは否定できませんので、リモートワークは感染防止に適した勤務スタイルといえます。

ただ、一方でリモートワークは運動不足や体力低下に陥りやすい一面もあるので適宜対策は必要でしょう。

就業先の選び方について

コロナ禍を経て、働き方の幅はかなり広がり、仕事を探す際に検討する項目のひとつとなっています。

フル出社・フルリモート・出社とリモートワークを合わせたハイブリット型など、出勤体系を募集要項に記載する会社がほとんどです。

当社に応募くださる方からもさまざまなご要望を伺っております。

しかし、先述した通り、出社推奨の企業や引き続きリモートワークを取り入れている企業など、企業や案件によって状況はさまざまなので、働き方にこだわりがある場合はご紹介できるお仕事の数は少なくなってしまうのは事実です。

従って、特別な事情がない限りはあまり働き方にこだわりを持たずに、幅広くお仕事を探すことをおすすめします。

とはいえ、各社一度リモートワークを取り入れた経験があるため、コロナ流行前よりも働き方に関しての融通は利きやすくなっておりますので、何かご事情がある場合はご相談ください。

新型コロナウイルス流行を経て、フルリモートになったり、落ち着いていたので出社に戻ったりなど、社会情勢に応じて働き方は変化する可能性があるということは皆さま身をもって体験しているのではないでしょうか。

働き方のバリエーションが増え、お仕事探しをするうえで検討する項目が増えていると思います。今一度希望条件を見直し、優先順位を決めて幅広くお仕事をご検討してみてください!

さいごに

今回はコロナ禍を経てゲーム会社での働き方の動向をまとめてみました。

アイデア出しや各セクションとの連携が必須のゲーム制作において、コミュニケーションの質はとても重要です。

それ故に出社を推奨する会社や出社日を設けている会社が増えてきてます。会社により出勤体系はさまざまですので気になることがあればお気軽にお申し付けください!

当社では数多くのゲーム会社様とお取引がありますので、ご希望のキャリアプラン・要望をお伺いしたうえで、幅広くお仕事の紹介をさせていただきます。

皆さまのご応募お待ちしております!


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