業界知識

24.05.15

【ゲーム業界】映像クリエイターに必要なスキルと将来性を解説!

映像クリエイターは、クリエイター職の中でも特に需要を高めている職種の1つです。
今回は特にゲーム業界における映像クリエイターについて紹介していこうと思います。

映像クリエイターとは

映像クリエイターは、ゲーム・テレビ・映画などの映像制作に携わる仕事です。
主な仕事内容は映像技術やCG技術を用いて様々な映像を制作することであり、作品のテーマやイメージに沿った魅力的な映像作りに取り組みます。

ここ数年はYouTubeやTikTokなどの動画プラットフォームを日常的に見る人が増えたこともあり、映像制作を身近に感じることが多くなりました。YouTubeやTikTokの映像作成も映像クリエイターの仕事の1つであり、年々その編集クオリティは上がってきています。

ゲーム業界における映像クリエイターの職種

まず、映像クリエイターの仕事は大きく分けて制作系の職種と技術系の職種の2つが存在し、各職種によってその仕事内容は異なります。

今回はゲーム業界にフォーカスし、映像クリエイターにはどのような職種があるのか業務内容と合わせて紹介していきます。

①プロデューサー、ディレクター

プロデューサーやディレクターは、映像制作の企画・マネジメントを行う仕事です。

具体的には、
・制作する映像のコンセプト策定
・納期の決定/管理
・進行管理
・外注管理、社内外との調整
などがあり、主に現場のマネジメント業務を担当します。

一般的には映像制作全体の指揮をとるのがプロデューサーの仕事であり、現場に具体的な指示を出すのがディレクターの仕事であるとされています。

②CGクリエイター、編集オペレーター

CGクリエイターや編集オペレーターは、映像の制作・編集を手掛ける仕事で、プロデューサーやディレクターが定めた作品のコンセプトに沿って映像を制作します。

具体的には
・CGモデリング
・CGアニメーション制作
・絵コンテの作成
・作品のプロモーション用動画の制作
などがあり、主にクリエイティブを行います。

ゲーム業界におけるCGクリエイターには細かく「モーションデザイナー」や「エフェクトデザイナー」というものもあり、それぞれの分野に関する知識や表現技術を必要とします。

転職の際には、Adobe After EffectsやAdobe Photoshopなどの使用歴を求められることが多いので、CGデザイナー職で働きたい方はこれらのツールについて勉強しておくと良いでしょう。

編集オペレーターは、ゲーム内で使われる映像から、外部に向けたプロモーション動画などさまざまな種類の映像を制作します。そのため、ただ映像を作るのではなく「誰に何をどのように見せたいのか」という視点を持つことが重要です。

転職の際にはAdobe PremireやAdobe After Effectsなどの使用歴を求められることが多く、制作した映像の実装に使用するUnreal Engineなどのゲームエンジンの使用歴も求められる場合があります。

ゲーム業界の映像クリエイターに求められるスキル

ここでは映像クリエイターとして転職するために必要なスキルをご紹介します。

①マネジメント能力

プロデューサーやディレクターは現場の指揮を執ることも多いので、マネジメントに関するスキルが必須となります。
映像制作に関する知識や経験を活かして、スケジュールや予算の管理を行っていくことが重要です。

また、CGクリエイターや編集オペレーターもチームとして作業することもあり、チーム単位での進捗管理を行うことがあるため、CG分野のディレクターやリードデザイナーを目指している方はマネジメントスキルを身に着けると良いでしょう。

②CG・音声などの高度な映像制作技術

ゲーム業界では編集ソフトや機材は高機能・高性能なものが多くなり、それに伴って求められるスキルレベルも上昇しているため、CGクリエイターや編集オペレーターは、高度な映像制作技術が求められます。

特にゲーム業界においては、高い専門性や知識を身に着けることでゲーム映像のクオリティが上がり、その結果、ユーザーにリアルな世界観を提供することができます。

③コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルはすべての職種で求められます。

ディレクターは現場スタッフとコミュニケーションをとる機会が多い傾向にあり、プロデューサーもスポンサーなど社外の人と交渉を行うケースが考えられます。

CGクリエイターや編集オペレーターも制作作業を円滑に進めるためには、コミュニケーション能力が必要です。
チームで完成イメージの共有ができているかが作品のクオリティを左右するので、適宜メンバー内ですり合わせを行い、疑問点をゼロにすることが重要です。

ゲーム業界における映像クリエイターの将来性

現在ゲームや動画広告に関する市場規模は拡大しており、それに伴って映像クリエイターの需要も増加傾向にあります。

ここ数年は高性能な編集ソフトや機材によって、映像のクオリティが上がり、ダイナミックさも増してきました。
今後は最新機材に関する知識を有しているクリエイターや、幅広いジャンルの映像制作ができるクリエイターの需要が高まっていくことでしょう。

まとめ

今回は映像クリエイターのなかでもゲーム業界に焦点を当て、仕事内容から将来性までをご紹介してきました。

ゲーム業界においてクオリティの高い作品をユーザーに提供するためには、チームメンバー同士でコミュニケーションを図りながら制作することが大切です。

これに加えてディレクターやプロデューサーはマネジメント能力が、CGクリエイターや編集オペレーターは高い専門性が求められます。

そして、ゲームや動画広告市場が拡大するなかで、映像クリエイターという職種は今後も需要が高まっていくと想定されます。
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