こんにちは、QOGL+編集部のわらびもちです。
当社で働くクリエイターたちにスポットを当てるクリエイターインタビュー企画、今回はゲーム会社でWeb広告まわりのデザイナーとして働くN・Iさんにインタビューを行いました。
今のお仕事や業務で意識していること、なぜコンフィデンス・インターワークスに入社したのか、今後のキャリアの展望など、当社クリエイターの生の声をお届けします!
この記事の目次
プロフィール

■ 職種 Web広告デザイナー
現在のお仕事内容について
ーーN・Iさんは今年でコンフィデンス・インターワークスに入って5年目になりますが、現在のお仕事はどんなことをされているんですか?
今はゲーム作品のデジタルマーケティング広告やWeb広告を管轄しているマーケティングチームで、直属のデザイナーとしてクリエイティブ(動画や静止画)を作って広告運用者さんに渡すという仕事をしています。
ーーいち作業者としてデザインをしているということですか?
はい。まず同じチームの方々から「こういうものを作れますか?」という相談がきて、作れますという回答になれば発注を正式にいただいて素材も貰って作るという流れになっています。
ーー同じチームに発注元の立場の方がいるんですね!具体的に、Web広告の題材はゲーム作品に限っているんですか?それとも、ゲーム以外の場合もあるんですか?
私が担当したことがあるのは基本ゲーム作品の広告なんですが、場合によってはゲーム以外のアプリの広告とかを作ったりもします。
ーーN・Iさんが作った広告画像や動画が、スマホ上で流れるということですよね。
はい。パソコンやスマホでインターネットを見ていると流れてきます。
ーー身近で自分の作ったデザインを目にするのは嬉しいですね!これまでもずっとWeb広告のデザイナーをやられていたんですか?
いえ。そうではないです!
以前はソーシャルゲームのキャラクターを描いていたり、Live2D(2Dイラストを動かすソフト)を使用するデザイナーとして仕事をしていたんですが、当時担当していたタイトルがサービス終了してしまいました。
ただ環境としてはいまの現場が良かったので、たまたま空きがあった広告のチームに入ったという経緯があります。
ーーなるほど、Web広告以外のデザインにも携わっていたんですね!ちなみに、今のチームで同じデザイン業務をしている方は何人くらいいらっしゃるんですか?
チームとしては私を入れて20名くらいですが、デザイナーは私一人です。
ーーおひとりでデザイン業務をされているんですか!結構大変では……?
あ、でも全部私のところに依頼がくるわけではないので大丈夫です!
ただ他部署のデザインチームからこぼれ落ちた依頼とか、納期が短い依頼とか、あとはそれデザイナーの仕事ですか?って言われちゃうような変わった依頼とかもポンポンきたりするので、けっこう幅広く……デザインに関わることならなんでも対応するって感じですね。
これまでのご経験について
ーーちなみに、コンフィデンス・インターワークスに入られる前もゲーム業界で働いていましたか?
はい。新卒でゲーム開発の下請け会社に入り、そこで3年くらい下積みをしていました。
そして転職した先の広告映像系の会社で、Live2Dができるデザイナーを探していると言われたので技術を身につけました。
以前VTuberが流行って個人のVTuberさんがめちゃめちゃ増えた時期があったのですが、そのときにLive2Dのスキルを活かしてVTuberのモデル作成の副業を始めたらヒットし、それを続けつつアルバイトと両立させるフリーランス生活もしていました。
ーーVTuberにとってLive2Dは欠かせないツールですもんね。スキルは独学で身に付けられたんですか?
はい。当時の会社でLive2Dを導入したときはまだツールも世に出たばかりでチュートリアルがほとんどなく、試行錯誤して覚えていきました。当時の会社で操作をできるのが自分と一緒に使い始めたメンバーくらいだったので、本当に手探りで……。
ーー初めてのことをやるのは大変ですよね。そこからLive2Dスキルを身につけて仕事にされていたということですね。
ーーちなみに、最初にゲーム会社に入られた時のポジションもデザイナーですか?
そうですね。2Dのグラフィックやデザインのポジションでした。
ーー学生のときからデザインを勉強されていたんですか?
はい。専門学校がゲーム専攻のデザインを学べる学校だったので、ゲーム会社に行きたくてその学校に通っていた感じですね。
ーー学生の頃からゲーム会社で働きたいなというのはお考えの中にあったんですね。キッカケとしてはゲームが好きだったとかですか?
そうですね。ゲームが好きだったのと、あとパソコンを使う仕事が好きだったという理由がありますね。パソコンでできる仕事かつ自分が好きな方向性で、というスタンスでいました。
専門学校を選ぶときも絵の方向に行くのかプログラムの方向に行くのか迷っていましたが、友人と一緒に通う専門学校を決めたときにその学校にプログラム科がなくて、だからイラスト科に通うことになりました。
ーーなるほど、では学生の頃からデザインのご経験があったということなんですね!
コンフィデンス・インターワークスへの入社について
ーー先ほど転職を何回かされたというお話がありましたが、コンフィデンス・インターワークスを知ったキッカケや入社のキッカケは覚えていらっしゃいますか?
転職したいな……と思って転職サイトに登録をしていたところ、コンフィデンス・インターワークスから面接しませんか?と連絡を貰ったのがキッカケです。すぐに参画先が決まってびっくりしました。
ーーなるほど!参画先の決定はスピーディでしたか?
はい!すごく速かったです。
現在の参画先はとても規模の大きいところですが、当時はそんな大きいところに行けるの?って思っていました。そうしたら一発で参画先が決まって、当時のコンフィデンス・インターワークス担当者さんと喜び合いました。
ーーすごいですね!ちなみに、もともと転職しようと思ったキッカケ・理由があると思うんですが、コンフィデンス・インターワークスに入って、「ここは転職して改善したいな」と思っていた部分は改善されましたか?
そうですね。もともとコンフィデンス・インターワークスに入る前の仕事はソーシャルゲームの会社で、でもゲーム専門ではなかったんですよ。だからコンシューマーゲームにも関わりたいなと思っていて、あと単純に会社が家から遠かったのも転職理由ではありましたね。
今は最寄り駅から1本なので楽だなと。
ーー通勤も楽になったし、仕事の内容もゲームに関わるものになったりで転職して良かったことも多かったのですね!
ーーでは、今の現場に転職して業務の幅が広がったとか新しい挑戦をしてみたとか、業務の変化を感じるところはありますか?
そうですね。自分で広告のトレンドや傾向を調査して、世に出ているゲーム系の広告をかき集めて、要素を書き出してエクセルで数えて、こういう要素がいっぱいあるということはこれが効果的なんだと予測をしたり、調査の方法がなんとなく掴めるようになったことは変化を感じる部分です。
今までは静止画とか動画ばっかりだったんですが、最近は漫画アプリとかでもよく見られる「プレイアブル広告」(ユーザーが実際に遊べる広告)を作ってみたりもして。
結構幅広く、好き勝手やらせていただいております。
ーープレイアブル広告はデザインも実装もされるんですか?
はい。素材を開発・運営さんからいただいてそれを組み上げて実際のゲームと齟齬がないようにちょっとした動きがあるものに落とし込むという感じでした。
ーーでは現在の現場ではやりたいことを言ってみると比較的意見が通りやすい感じなんですか?
ああいうのあったらいいですねって言ったら、どのくらいかかるのかどんなやつなのか詳しく調べて資料出してよって言われます。そして資料を出すと検討会が開かれて、採用されたりされなかったり……という流れです。
ーーきちんと現場で意見を検討してくれるんですね!
そうですね。効果が上がれば、という感じですね。
ーーご自身の意見も積極的に発信しながらお仕事いただいているN・Iさんですが、コンフィデンス・インターワークスで長く働けている理由やここは助かっているというポイントはありますか?
担当者の方の返信テンポが速く、連絡するとすぐに返信をもらえるのでそこが助かっています。
メールとか緊急のショートメールとか。速度がはやいと安心感があります。
相談にも乗ってもらえています。
ーー頑張りへの評価についてはどう感じられていますか?
毎年昇給しているので、評価されているんだと分かって嬉しいです。
毎回の更新タイミングでも必要とされていること、評価されていることを実感できます。
お仕事で気をつけていること・やりがいについて
ーーお仕事のなかで気をつけていることや大切にしていることは何ですか?
所属しているチーム内だとデザイナーが私だけなので、デザイナーからしか分からないことをひたすらアウトプットしてチームの皆さんの見えるところに置いておくことを心掛けています。
逆に、チームの他の皆さんは広告のプロなのでそこの情報を貰いに行くようにしています。
ーー自分と相手の知識を交換する感じですね!
はい。チーム全体で情報交換を怠らないようにしています。
ーー情報やノウハウの共有は大事ですね。では、Web広告デザイナーの面白さややりがいを教えていただけますか?
やりがいに繋がるのは、大作をつくることですね。
動画でも凝ったものを作ってくださいって言われた時には、映像効果とかモリモリ積んでアニメーションをつけて作れるのでそこはやりがいがあります。
ーー映像を作成するときはゼロベースで作るんですか?素材は貰えるんですか?
もともとYouTubeにあがっているPVやその素材をいただいて、広告用に効果が出るように組み立て直すこともあるし、いちから静止画を動かして作るときもあります。
ーーなるほど、では場合によって作業内容は変わってくる感じですね。
ーーWeb広告のなかでもいろんなパターンの広告を作られてきたと思うのですが、これからこんなものも作ってみたいとかこんなことがしてみたいとかありますか?
本当はもっとプログラムの知識とかもつけたら軽くて効果の良い広告をいっぱい作れるのかなと思ったりしています。また、海外に広告を配信することも多いので、英語の勉強を進めています。
ーーなるほど、海外向けの広告を作るには英語への理解も一定必要ですね。N・Iさんの配属先は海外出身の方も多くいらっしゃるイメージですが、チーム内にもいらっしゃるんですか?
はい、いらっしゃいます。
英語圏の方や帰国子女、中華圏の方、マレーシア出身の広告運用の上手な方とかもいて、3言語を操るスーパーな方がいたりもします。出社してオフィスにいるといろんな言語が飛び交っています。
ーーN・Iさんはゲーム業界でのご経験も長いと思うのですが、ゲーム業界で長く働くコツやポイントはありますか?
実際に自分をユーザー・プレイヤーなど遊ぶ側の立場に置かないと今のトレンドや消費者が求めるトレンドが分からないので、ゲームという趣味をやめないっていうところですかね。
ーー仕事と趣味の時間が一緒になることが嫌だという方もいらっしゃると思いますが、N・Iさんは特に気にならないタイプですか?
趣味の延長線上に仕事がある感じなので、そこまで切り分けてはいないです。
ただ、たまにすごく大変だった仕事を思い出して心がキュッとすることはありますね。
ーー苦労した思い出は記憶に強く残りますもんね。ただうまく趣味とお仕事を両立されているんですね。
読者の方々へ一言
ーー最後に、読者の皆さまへ一言いただけますか?
ゲーム業界で長く働くなら、多趣味の方が良いのかなと思いますね。
引き出しは多い方が良いので、ゲーム以外の趣味もやっておくといつか助かるときがくるのかなというのは思います。私自身もそうなので。
ーーありがとうございます!たしかにゲーム以外の趣味からお仕事へのヒントを得ることもありますよね。ちなみにN・Iさんはどんな趣味をお持ちなんですか?
ゲーム以外だと生き物飼育や家具の組み立て・セッティングが好きです。
生き物は爬虫類を飼っていて、最近ニホントカゲも増えました。
あとは少しゲームと被るのですが、ガジェットが好きなのでVR・AR機器を買って遊んでいます。
ゲーム以外の技術にも興味を持って触れたりします。
おわりに
今回は、ゲーム会社でWeb広告デザイナーとして活躍されている当社社員のインタビュー内容をお届けしましたがいかがでしたでしょうか?
QOGL+編集部では、今後もさまざまな職種のクリエイターのリアルな声をご紹介していきます。次回の更新も楽しみにしていてくださいね!
また、コンフィデンス・インターワークスでは、一緒に働く仲間を随時募集しております。
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