【クリエイターインタビュー】レベルデザイナーとして大切にしている仕事の軸とは?

【クリエイターインタビュー】レベルデザイナーとして大切にしている仕事の軸とは?

CULTURE 2025.9.19

こんにちは、QOGL+編集部のわらびもちです。

当社で働くクリエイターたちにスポットを当てるクリエイターインタビュー企画、今回はレベルデザイナーとしてお仕事をされているD・Kさんにインタビューを行いました。

今のお仕事や業務で意識していること、なぜコンフィデンス・インターワークスに入社したのか、今後のキャリアの展望など、当社クリエイターの生の声をお届けします!

プロフィール

■ お名前  D・Kさん
■ 職種   レベルデザイナー

仕事内容について

ーー今のお仕事の内容を教えてください。

今はソーシャルゲームのレベルデザインをしています。
毎週追加されるイベントやキャラクターの設定、作成などを行っています。

ーーどのようなことを考えながらレベルデザインをしているのですか?

考え方としては2軸あります。
1つは面白いかどうかの軸。プレイ体験を盛り上げるために難易度をあえて少し高くしたり、ストーリーの演出としてレベルデザインをします。

もう1つはデータという軸です。
例えばアクティブユーザーの増減をみることで、ユーザーさんに面白いものを提供できているかどうかがわかります。つまりユーザーさんが楽しめているかがデータとして見られるんです。

面白いかどうかという感情的なものさしだけで作ってしまうと自己満足になってしまい、うまくいかないことがあるので、データも大切にしながらゲームを作っていきたいと思っています。

ーー面白さとデータの軸を両立させることはこだわっている部分でもありますか?

そうですね、面白さが数値に結びついている、評価されていることを確かめながら作業を進めることは大切にしています。

面白くないのに数値が改善するのは不健全ですし、面白くても数値が悪化するのは不自然です。
2つの軸が両立するようにしていますね。

やりがいを感じることについて

ーーお仕事でやりがいを感じることは何ですか?

サービスの一番最初、立ち上げに関われるのは嬉しいですね。自分が携わったものが世に出るというのは自分としてもテンションが上がります。

あとは多くのユーザーさんに受け入れられて、楽しんでもらえると嬉しいです。

ちょうど先日、自分が立ち上げを経験したタイトルが10周年を迎え、記念のオフラインイベントに参加してみました。そうしたらすごい数のお客さんがいらっしゃって、とても感慨深かったです。

コンフィデンス・インターワークスに入社したきっかけ

ーーコンフィデンス・インターワークスに入社されたきっかけは何ですか?

実は一度体調を崩してしまいコンフィデンス・インターワークスを離職していました。なので再入社をしたのですが、その時のきっかけはアルムナイ制度の案内メール(※)を見たからです。

これまでの経験を活かして仕事がしたいと思っていたので、アルムナイ制度の案内を見て「コンフィデンス・インターワークスなら」と思いました。

ーーそうだったんですね!再入社されて感じたことはありますか?

今までのキャリアの延長線上で働けていると感じます。今までと変わらずソーシャルゲームのレベルデザイナーですし、就業先との相性もよく、モチベーション高く働けていますね。

(※)「アルムナイ制度」とは?
コンフィデンス・インターワークスで過去に働いていた方々に向けて、会社の現状や最新の求人情報を定期的に配信しています。

過去の経験から将来について

――今までもレベルデザインを担当してこられたのですか?

ゲーム業界歴は20年くらいになりますが、若い頃は携帯電話向けのアプリで企画やディレクターを兼任していました。
ソーシャルゲームを担当するようになってからはレベルデザインをすることが多かったと思います。あとはガチャ周りも幅広く担当してきました。

――キャリアの初期から企画職をやられていたんですね。

そうですね、未経験から企画職、プランナーを担当していました。ただ実際の業務は多様で、例えばデバッグも担当していました。
デザイナーさんやプログラマーさんがやること以外を全てやるようなイメージですね。

――先ほど「ソーシャルゲームのレベルデザイナーをされている」というお話がありましたが、他のプラットフォームのご経験もありますか?

コンシューマーも経験があります。
コンシューマーはリリース時に全てのデータが入っていないといけないので締切前はすごく大変になります。ソーシャルゲームはアップデートがあるので、コンシューマーほどではない印象です。
ですがその分、常に締切に追われるかたちになるので、そこを楽しいと思えるかは人によるかもしれません……。

運営方法に関しても、プラットフォームによって異なります。エンジニアさんにどういうものをお願いするのか、その仕様のボリュームも全然違いますね。コンシューマーの方が多いと思います。もちろん規模にもよりますが。

――各プラットフォームでお仕事の特徴にも差があるのですね!これまで様々な経験をされてきて、今後のキャリアプランについてはどうお考えですか?

ある程度自分の意思で物事を動かせるディレクターやプロデューサーには憧れがあります。しかし責任が重くなるとその分やりたいことができなくなってしまうこともあります。

なのでそういった職種にチャレンジしてみたい気持ちと、自分のやりたいことをやっていたい気持ちが両方ありますね。

作業者としてレベルデザイナーもやっていたいし、そのうえでディレクターもできたらいいなと思います。作業が楽しいんですよね。

読者の方々へ一言!

――最後に、読者の皆さまへ一言いただけますか?

前向きに学ぶ気持ちを持ってエンタメなどのコンテンツに触れておくのがいいと思います。ただ楽しむだけではなく、学ぶ気持ちを保つ癖をつけていると、プランナーをはじめとしたクリエイターとして役立つと思います。

自分も普段からアニメやゲームを楽しんでいますが、驚いたり関心したことがあれば、なぜそう感じたのか?を深掘りして学びを深めるようにしています。

おわりに

今回は、ゲーム業界でレベルデザイナーとして活躍されている当社社員のインタビュー内容をお届けしましたがいかがでしたでしょうか?

QOGL+編集部では、今後もさまざまな職種のクリエイターのリアルな声をご紹介していきます。次回の更新も楽しみにしていてくださいね!

▼前回のインタビュー記事はこちら!

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