ゲーム業界におけるジェネラリストとスペシャリストを比較!

ゲーム業界におけるジェネラリストとスペシャリストを比較!

COLUMN 2025.7.25

こんにちは。QOGL+編集部のレオです。

どんな業種・職種にもジェネラリストとスペシャリストは存在しますが、ゲーム業界に挑戦したいと考えてる皆さまは、どちらを目指していきたいと思いますか?

今回はゲーム業界におけるジェネラリストとスペシャリストについて、コンフィデンス・インターワークスでの事例を踏まえつつ解説していきます!

ゲーム業界におけるジェネラリストとスペシャリストの定義

まずは本記事でのジェネラリストとスペシャリストの定義を説明します。

ゲーム制作は、プランナーやデザイナー、プログラマーなど様々なセクションが連携することで1つのゲームが完成します。

その中で、「ジェネラリスト」とは、ゲーム制作における幅広い知識とスキルを持ち、メンバーの管理や各セクション間の連携・折衝することに優れている方のことを指します。一方で、「スペシャリスト」とは、一つの分野または自身が携わる業務に深く精通している方のことを指します。

どちらのほうが優れているというわけではなく、どちらも必要なポジションになりますのでご自身の適性や目指したい姿に合わせて参考にしていただければと思います。

ゲーム業界のジェネラリストについて

コンフィデンス・インターワークスでの活躍事例

当社で活躍しているジェネラリストの方の例をご紹介させていただきます。

【事例1】
Tさん/アシスタントプロデューサー

▼ 現行業務
アシスタントプロデューサーとして、
・プランナーが作成した版元提出用の監修資料 (仕様書)レビュー
・進行管理(スケジュール管理、プランナーへの納期アラート など)
・版元とのコミュニケーション (メール / Skypeなど)
・各種資料作成
を行っています。

▼ 経歴
ゲームデバッグのご経験を経て、その後QAリーダーとしてQAチームのスケジュール管理や人員管理のご経験をお持ちの方でした。
当社へ入社後は長期運営するソーシャルゲームのアシスタントプロデューサーとして、ゲーム運営に関わる資料作成や版元とのやり取り、プロジェクト全体の人員管理を行っています。

▼ 活躍ポイント
プロデューサーと密に連携を取ることは大前提とし、各セクションの状況も把握しておりプロジェクトメンバーからの信頼を得ています。全体のスケジュールの把握をしたうえで、どのような運営体制で進行していくかを戦略立てて臨機応変に取り組んでいらっしゃいます。

【事例2】
Aさん/QAリーダー

▼ 現行業務
・テスト設計、検証
・メンバー管理、新人教育
・リーダー会議への参加

▼ 経歴
ソーシャルゲームのいちQAテスターとして参画後、リーダーに昇格された方です。
ひとつの機能の検証管理のみではなく、ソーシャルゲームにおける更新バージョンのオーナーとして活躍されています。検証メンバーの管理もされており、QAチーム全体の円滑な運営に貢献されています。

▼ 活躍ポイント
新規機能実装の時期や検証工数をエンジニアやプランナーと綿密にすり合わせを行い担当バージョンを責任をもって管理されています。QAチーム全体への貢献度も高く、全体を俯瞰して見ることでチームとして円滑に運営できるよう考えて行動されていらっしゃいます。

ゲーム業界のジェネラリストへの適性とは?

上記2名の例から分かることは、ジェネラリストの方は様々な人と折衝できるコミュニケーション力全体を俯瞰する力をお持ちです。

プロジェクトやチームなど、組織単位での役割・目的やスケジュールを認識したうえで、「円滑に進めるためにどれだけの人数や工数が必要なのか見積もりを出し、計画を立てる」「各メンバーや各セクションへ指示をおろし、進捗を管理する」といったことが求められるので、自身で手を動かして作業するよりも、人を動かしてプロジェクトを推進することができる方が適性があると言えるでしょう。

リーダーやプロデューサー、ディレクターという役名がつくことが多いです。

ゲーム業界のスペシャリストについて

コンフィデンス・インターワークスでの活躍事例

当社で活躍しているスペシャリストの方の例をご紹介させていただきます。

【事例1】
Aさん/シナリオプランナー

▼ 現行業務
・キャラクターのコンセント設計
・メインシナリオ作成
・フレーバーテキスト作成
・台本作成

▼ 経歴
ソーシャルゲームのイベントシナリオ作成やお知らせ内容の作成のご経験を経て、現在はキャラクターの設定そのものを1から企画したり、シーズンイベントの服装やシチュエーションの考案などを担当されています。キャラクターボイスの台本作成から収録立ち合いもされており、ゲーム内に登場するキャラクターの世界観を一貫して担当されてます。

▼ 活躍ポイント
Aさんが企画するキャラクターは毎回ユーザーからの反応が良く、コアなファンがついているそう。
企画やシナリオ作成の業務スピードも早く、持前の企画力と文章力を活かしてプロジェクトに貢献しています。

【事例2】
Sさん/UIデザイナー

▼ 現行業務
・ソーシャルゲームの様々な画面設計
・UIデザイン、組み込み

▼ 経歴
バナー作成の経験を経て、現在は長期運営しているソーシャルゲーム内の画面設計から組み込みまでを担当されています。既存の画面の改修や、新規機能やイベントのために1から画面デザイン、組み込みすることもあるそうです。

▼ 活躍ポイント
UIデザインにおいてはUX(ユーザーエクスペリエンス)を考えて設計することが大切です。
プランナーが提案する仕様をもとに、ユーザーにとって操作しやすく楽しいゲーム体験を作るために、どのような画面設計にすべきなのか、また、ゲームの世界観にあった画面デザインはどのようなものなのかを考える必要があります。

Sさんは担当プロジェクトについても、UIデザインについても知見が深く、プランナーの仕様をもとに提案を積極的に行い周囲から頼りにされております。組み込みまでご自身で対応できる点も専門性が高いと評価できる点です。

ゲーム業界のスペシャリストへの適性とは?

上記2名の例から分かることは、スペシャリストの方は自身の業務に必要な知識スキルを追及する力をお持ちです。

リーダーなど、役職がつくことは少ないですが、担当業務に付随する知見が深く、業務スキルを極めていくことができる方が適性があると言えるでしょう。

ジェネラリストと比べて、プロジェクト全体を俯瞰したり、他のセクションと折衝することは少ないですが、自身で手を動かし勉強してより質の高い制作物を生み出すことが求められます。

さいごに

今回は、コンフィデンス・インターワークスで活躍されている方を例にあげてゲーム業界でのジェネラリストとスペシャリストの比較をしてみました。

企業によって求められるスキルは変わってきますし、ジェネラリスト/スペシャリストどちらも大切なポジションです。

複数のセクションが連携し合うことでひとつのコンテンツが生まれるゲーム業界。その中でどのように貢献していきたいか、何を目指していきたいか、悩むこともあると思います。

コンフィデンス・インターワークスでは、プロジェクトに参画後もサポート担当が定期的に面談を行いキャリア相談も可能な体制になっているので、お気軽にご応募ください!

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