こんにちは。QOGL+編集部のれさぱんです。
今回はQOGL+でも過去に紹介したことのある資格取得奨励金制度の対象となっている資格について、職種別にご紹介していきたいと思います!
「実際どんな資格が役立つの?」「取ったら何に活かせるの?」そんな疑問に少しでもお応えできる内容になればうれしいです。
この記事の目次
コンフィデンス・インターワークスの資格取得奨励金制度とは?
コンフィデンス・インターワークス(以下、CIW)ではスキルアップやキャリア形成を支援する取り組みとして「資格取得奨励金制度」を設けています。
対象となる資格は、クリエイター向けの専門資格から、日商簿記検定や秘書技能検定などのバックオフィス系の資格まで幅広く、ゲーム・エンタメ業界で働くうえでも実務に活かせるものばかりです。
対象となっている資格を実際に取得するとその名の通りお祝いとして奨励金が支給される仕組みなので、自身のスキルアップがそのまま評価に繋がるのも嬉しいポイントです。
資格取得奨励金制度はCIWで行っている支援制度の一部となりますので、他にも行っているサポートや、その他の制度が知りたい方はこちらからチェックしてみてください!
職種別/ポジション別で活かせる資格
ここからは資格取得奨励金制度の対象資格の中から、職種・ポジション別に“持っておくと実務で活かせる・スキルのアピールにつながる資格”をご紹介していきます。
【プランナー・ディレクター】手を動かす職種だからこそOAスキルも強みに
プランナーやディレクター職では、「構成力」や「仕様の理解力」「データの扱い」など、幅広いスキルが求められます。
そのため、Excelなどの操作スキルは意外と重要なのでVBAやMOSのような資格が役立つシーンもあったり、業務内容によってはマスターデータの管理やツール運用を担うケースもあるため、IT系の資格を持っていることで視野が広がる場合も。
また、進捗管理やリーダーポジションを目指すなら、プロジェクトマネージャ試験やキャリアコンサルタントなどの資格もキャリアの幅を広げる武器になります。
▼プランナー・ディレクター職におすすめな資格をピックアップ!
VBAエキスパート(Excel VBA ベーシック/スタンダード)
データ管理や仕様書作成など、Excelを使った業務が多いプランナー職ではVBAによる自動化スキルが強みになります。
マスターデータの管理や進捗チェック、社内資料の作成など、効率を求められる場面で活躍したり、VBAエキスパートは実践的な内容が多いため履歴書や職務経歴書にも書ける実力証明にもなります。勉強時間の目安は30〜50時間程度。Excel操作が得意な人なら比較的短期間で取得可能です。
▼その他にもプランナー・ディレクターに活かせる資格をご紹介。
・MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト):Excel、PowerPointのスキルは企画書作成や進行管理に活かせます。
・プロジェクトマネージャ試験:進行管理やリーダー業務を担う人向け。中長期でのキャリアアップにも役立ちます◎
・データベーススペシャリスト試験:KPIやマスタデータの管理など、DB知識が役立つ場面で活かせます。
・情報処理技術者能力認定試験:IT知識の基礎を押さえたい人におすすめ!
【デザイナー・クリエイター】ツールスキルに加え、理解度も可視化
デザイナー・CG系職種では、「Illustratorクリエイター能力認定試験」や「Photoshopクリエイター能力認定試験」といった、ツール操作のスキルを証明できる資格が実務に繋がるでしょう。
また、「CGクリエイター検定」や「CGエンジニア検定」など、制作に関わる知識や技術を体系的に学べる資格もあります。
Webや映像、2D・3Dのどの領域に進むかによって必要なスキルは変わりますが、資格の勉強を通して新しい表現やツールに出会えることもあるので、資格の取得を通してスキルアップのきっかけにもなりそうです。
▼デザイナー・クリエイター職におすすめな資格をピックアップ!
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験
ゲーム業界におけるビジュアルデザインで最も使用頻度が高いツールのひとつがPhotoshopです。バナー制作、UIデザイン、キャラ素材の調整など、さまざまな作業に活かすことができます。
実務経験が重視される職種ではあるものの、資格を持っていることで“基礎スキルの裏付け”や“ツール習熟度のアピール”につながることも。基本操作の経験がある場合、勉強時間の目安は40〜60時間程度です。
▼その他にもデザイナー・クリエイターに活かせる資格をご紹介。
・Photoshop(R)クリエイター能力認定試験:画像加工・ビジュアル制作の実務力を認定する資格です。
・CGクリエイター検定:2D・3Dを問わず、映像制作やCG設計の基本知識が身につきます。
・CGエンジニア検定:プログラミングやレンダリング処理など、技術寄りのCG知識を証明できます。
・ウェブデザイン技能検定:HTML/CSSなどWeb制作の技術と構成力を問う国家資格です。
・Unity認定資格:Unityエンジンを用いたゲーム開発やインタラクティブコンテンツ制作に必要なスキルを認定。特に3D系のデザイン・開発現場での需要が高いです。
【エンジニア・ITサポート】専門知識と技術力を身に着けることで開発現場で即戦力に
サーバー構築や運用、開発業務に関わるポジションでは、専門知識と技術力が重視されます。
システム構成の理解や、運用・保守における基礎的な知識を求められることが多く、資格があるとスキル証明になるだけでなく、業務のキャッチアップも早くなるでしょう。
「オラクル認定Java資格」や「Python試験」「LPIC」など、言語やインフラに関する資格は、そのまま実務に直結するケースが多いため保有しているとアピールにもなることも。
また、最近では「AWS認定資格」や「オラクル認定MySQL」など、クラウド・データベース系のニーズも高まってきており、スキルの幅を広げる上でもおすすめです。
▼エンジニア・ITサポート職におすすめな資格をピックアップ!
AWS認定資格
クラウドのインフラ・開発・運用すべてに関わる知識があることを証明できる資格で実務寄りな資格です。
実務経験が少なくても「基礎的な設計知識はある」と示すことができ、現場で「任せて安心」と思ってもらえる強みにもなりそうです。勉強時間の目安はITの基礎知識があれば50〜100時間程度。キャリアアップを目指すエンジニアには最適な資格といえます。
▼その他にもエンジニア・TIサポート職に活かせる資格をご紹介。
・Python試験:Python言語の基礎〜応用スキルを証明。AIやデータ分析系の業務で活かせます。
・LPIC(Linux技術者認定資格):サーバーやネットワークインフラの構築・運用知識を証明できます。
・オラクル認定MySQL資格:MySQLのデータベース設計・運用スキルを示す資格。サーバー管理や開発業務にも活かせます。
・AWS認定資格:クラウド環境の設計・運用スキルを認定。インフラ構築・クラウド移行に強みを持つことができます。
・PHP技術者認定試験:Webサービス開発に強いPHPスキルの評価に繋がります。
・C言語プログラミング能力認定試験:組み込み開発やゲームエンジン開発などの現場で重宝。
・Ruby技術者認定試験:Webサービス系で人気のRubyスキルを証明。
・情報処理技術者能力認定試験:IT全般の基礎力を測る総合資格。
【QA(品質管理)】技術的理解と論理的思考が武器に
「JSTQB認定テスト技術者資格」などのテスト設計に関する資格は、QAとしてのスキルを裏付けるものとして評価されやすいです。設計・仕様理解の精度が求められることも多く、業務経験と合わせて資格を持っていると強みになることも。
また、ITや開発に関連する基礎知識として、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)やVBAエキスパートなどのOAスキル資格も、データ管理や報告書作成の場面で活かせることがあります。
▼QA職におすすめな資格をピックアップ!
JSTQB認定テスト技術者資格
QA職では、テスト設計のスキルや品質保証の体系的な知識が求められます。
JSTQBは国際的な認定資格で、QA経験の浅い方でもFoundation Level(初級)は実務に役立つ内容が多いため、未経験〜経験が浅めの方にもおすすめです。勉強時間の目安は30〜60時間程度。実務経験があれば合格率は高くなるでしょう。
▼その他にもQA職に活かせる資格をご紹介。
・VBAエキスパート:Excelの自動化・効率化に使えるスキルを証明。テスト結果の集計業務などで活かせます。
・MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト):Word・Excel・PowerPointの実務スキルを認定。報告書作成などで重宝します。
・応用情報技術者試験:ITスキル中級者向けの国家試験で、幅広い知識を網羅しているので実務に役立ちます。
おわりに
職種別に資格取得奨励金制度の対象となっている資格をご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
CIWの資格取得奨励金制度は、スキルアップの後押しになるだけでなく、「学んだことを現場で活かせる」チャンスがあったり今後のキャリアを見据えたスキルの幅や自身の可能性を広げるきっかけにもなります。まずは気になる資格から調べてみるのもおすすめです。
「今の自分にどんな資格が合ってる?」「どこを目指していくのがいい?」といったご相談もしっかりフォローしていきますのでまずはお気軽にご相談ください!