重要なのは実務スキルだけじゃない!ゲームのやり込みが転職活動の役に立った事例をご紹介

重要なのは実務スキルだけじゃない!ゲームのやり込みが転職活動の役に立った事例をご紹介

COLUMN 2025.2.28

こんにちは!QOGL+編集部のレオです。

以前、QOGL+ではゲーム業界の面接でアピールできる実務経験をご紹介しました。

ゲーム業界で活躍するには、実務経験はもちろん重要ではありますが、経験が浅くとも面接時にアピールできるポイントはあります。

今回はゲーム業界の面接において、実務経験以外で+αのアピールができる点を、実例を踏まえてご紹介させていただきます!

ゲーム業界で活躍するためには実務スキルがあれば良いの?

業界問わず、転職活動においては実務経験が物を言うということは皆さま認識があると思います。しかしながら、実務経験のみが大切かと問われると、決してそれだけではありません。

特にゲーム業界においては、ゲームをはじめとするコンテンツに対する愛や知見の深さをうまくアピールできれば、+αの魅力として捉えてもらえるケースもあります。

ゲーム業界へ挑戦しようとしている皆さまは、少なからず好きなゲームやこだわりの視点をお持ちではないでしょうか。その熱量をどのように活かすことができるのか、実例をあげてみたいと思います!

ゲームのやり込みが転職活動に有利に働いた事例紹介

下記は実際にゲームに対する愛を面接でうまくアピールし、コンフィデンス・インターワークスにて活躍している方の実例です。

事例1:プロゲーマーのゲームバランス感覚を活かす

活かした経験   FPSのプロゲーマー/コーチの経験
就いたポジション バランスQA

<経歴>
・ゲーム会社での実務経験なし
・PC向けFPSゲームを対象としたe-Sportsチームにてプロゲーマーおよびコーチのご経験(約5年)

<現在のお仕事>
RPGタイトルのゲームバランスQA

プロゲーマーとして国内外の大会で成績をおさめ、その後もコーチとしてチームマネジメントをされていたご経歴から、競技シーンで培ったゲーム感覚、分析力(ゲーム内容について・自チーム/他チームのプレイ傾向についてなど)がアピールポイントとなりました。

現在は長期運営中のRPGタイトルのキャラの性能やバトルのレベル感など、ゲームバランス部分を司るバランスQAチームのサブリーダーとしてご活躍しております。

プロ時代は1日15hほど練習を行い、分析リサーチもPowerPointを使用してしっかりと資料作成していたとのこと。また、コーチの経験から相手に伝える力も培っており、バランスという感覚的な分野においてもロジックを立てて言語化できている点も+αの魅力となっております。

運営が長く続いているタイトルとなると、キャラクターの数や性能も複雑化していき、追加されるコンテンツ(バトルや新規キャラ、性能)のゲームバランスの調整も難易度が増していきます。そんな中で、実務経験がない中でサブリーダーとして頼りにされているということは、今までのご経験を最大限活かすことができている素敵な事例ですね!

 

事例2:1つ1つのゲームへの分析力を活かす

活かした経験   IPおよび参画タイトルへの理解力、キャッチアップ力
就いたポジション カスタマーエクスペリエンス

<経歴>
・アルバイトとしてゲーム開発受託会社でお知らせ周りのプランナーのご経験(約1年)

<現在のお仕事>
シリーズタイトルのCX(お知らせ担当)

アルバイトとしてIPタイトルのお知らせ担当に従事されていたご経歴から、担当タイトルへ向き合う姿勢とユーザー目線を大切にされている点がアピールポイントとなりました。

IPタイトルやシリーズタイトルとなると、既に多くのファンがいるのでユーザーの期待を裏切らないように、楽しんでもらえるようにと、参画タイトルが決まった時から原作(漫画・アニメ)を全て網羅し世界観と各キャラクターの特徴の把握に努めたとのこと。

また、ユーザーの意見をSNSにてリサーチし、個人的にファンへアンケート調査をしたこともあったそうです。

そのような担当タイトルに対する真摯な向き合い方を活かし、現在は複数シリーズ展開されているタイトルのお知らせ作成を中心としたカスタマーエクスペリエンス担当として活躍されております。

 

事例3:コンテンツへの愛を活かす

活かした経験   1つのコンテンツへの深い愛と知見
就いたポジション 品質管理

<経歴>
・ゲーム業界での実務経験なし
・新卒でSESとしてアプリ開発/運用保守のご経験
・某有名IPゲームが大好き

<現在のお仕事>
有名IPタイトルの世界観品質管理

IT業界からゲーム業界への挑戦でしたが、某有名IPゲームが非常にお好きでリリース当初から継続してやり込んでおり、そのIPタイトルへの愛と知見の深さがアピールポイントとなりました。

シナリオおよびキャラクター設定の世界観の品質を担保するための品質管理担当として、プロジェクトの誰よりもIPの知見が必要となるポジションで現在も活躍されております。特に”好き”を仕事に活かすことができている事例ですね。

このように、特定のタイトルのやり込みや知見の深さが就業のきっかけになる場合もあります。

数多くのゲームタイトルが溢れる中で、この方のように好きなタイトルに配属となることは、正直なところ運も必要ですが、ベンチマークタイトルや同ジャンルのゲームプレイ経験が有利に働く場合もあります。

経験や作品愛を、どうアピールすればよいのか?

以上、ゲームのやり込みが役立った事例をあげさせていただきました。

上述の事例に共通して言えることは、“ゲームやコンテンツへの愛を言語化してしっかりアピールすることができる”ということかと思います。

好きなものの話題になると、つい盛り上がってお話ししてしまいがちになってしまいますよね。その気持ちを業務に活かすには、ただ愛を語るのではなく、なぜ好きなのか、自分が普段どのように触れ、どのように考えてプレイしているか、他タイトルとの違いは何かを俯瞰して捉え、相手に伝えることができるかどうかが大切です。

ゲームやコンテンツが好きという気持ちは、ゲーム業界にてお仕事するにあたりとても大事なポイントです。ゲームに対する向き合い方は人それぞれだと思いますので、皆さまも今一度ご自身のゲームへの”好き”という気持ちを分析してみてください!

さいごに

実務経験が浅くとも、好きという気持ち・ゲームのやり込み具合は素敵なアピールポイントになります。どうアピールすれば良いか分からない人は、我々が言語化のお手伝いやアピールポイントを見つけてサポートさせて頂きますので、是非お気軽にご応募ください!

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